
メレウェザー・ビーチ、ニューカッスル、ニュー・サウス・ウェールズ/オーストラリア(2024年3月11日月曜日)-オーストラリア/オセアニア/アジア地域の’23/’24シーズン最終QSイベントである、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイング・シリーズ(QS)5000「Burton Automotive Pro & Newcastle Racecourse Women’s Pro」は、サプライズ・スウェルによって非常にリッパブルなコンディションでスタートを切った。
大会初日は男子ラウンドオブ128の16ヒートが行われ、ハイパフォーマンス・サーフィンを可能にする、2~4フィートのセミクリーンな波が終日メレウェザー・ビーチにブレイクした。



2023年バートン・オートモーティブ・プロのセミファイナリスト、ヒューイ・ヴォーン(AUS)がH3に登場。会場が花火で包まれるのに時間はかからなかった。昨日行われた「Australian Boardriders Battle」で、彼はノースシェリー・ボードライダーズの一員としてファイナルに進出し、大活躍を見せた。
彼のフリーサーフィン・クリップから飛び出してきたようなシーンで、このスーパースター・ジュニアは巨大なフル・ローテーションのエアリバースを披露し、完璧なまでにクリーンな着地で、この日のシングルウェイブの最高スコアとなる8.93をスコアした。
「とても気持ちよかった」とヴォーンは言った。「良いセクションで良い波をゲットできて本当に楽しかった。僕はただ楽しもうとしただけなんだ」。



同じジュニアのジャクソン・ドリアン(HAW)とエデン・ハッソン(AUS)も、スピーディーなサーフィンでソリッドなスコアを記録し、素晴らしいスタートを切った。
オーストラリアでQSイベントに参戦する2シーズン目のドリアンは、セントラルコースト・プロQS3000でラウンドオブ16まで勝ち上がり、このシリーズで最高の成績を収めたばかりで、ここニューカッスルで更にドローをプッシュしようとしている。
「最高ですね。」と言ったドリアン。 「オーストラリアで今年最高の成績を収めたばかりで、自信に満ち溢れています。少し勢いが出てきた感じ、 この調子で、2、3戦は楽しいレースが出来たらいいなと思っています」。
今大会の史上最年少で出場した12歳のニューカッスル・ローカル、ケイド・ケリー(AUS)は、タイトなヒートを勝ち上がった。サンバカデットカップ(SURFESTの一部でもある)のU/14ボーイズ優勝者であるケリーは、バックハンドでのソリッドな2ターンコンボで、最初の5分間で5.50をマークし、最後までアドバンテージを維持した。
「自分が一番若いコンペティターだなんて信じられないですね。今日の波はかなり楽しいです。パドルアウトのフィーリングは良かった。5.50を出せて嬉しかったです。」









ノア・アークフェルド(PHI)と井上龍一(JPN)はアジアリージョンで好成績を収め、ショーン・ガニング(ESP)、ハリー・デ・ロス(ENG)、パコ・アロンゾ(FRA)、ディエゴ・コルデイロ(ITA)など、アジアとオーストラリア/オセアニア以外の国を代表するサーファーの多くがラウンドオブ96に進出を決めた。
本日のR128では、ゴールドコーストのサザンクロス大学に留学し、サーフィン修行中の井上龍一がバックハンドのビッグリエントリーを決めるなど、キレのあるサーフィンを披露。同じヒートのジャクソン・ドリアンとデッドヒートを繰り広げ2位でラウンドアップを決めた。
小松凛輝、和気匠太朗、小栗 碧壬は惜しくもラウンドアップならずここで敗退となった。明日の大会2日目は、女子のラウンドオブ64の8ヒート、男子のラウンドオブ96が8ヒートまで行われる予定。
女子R64は、H5高橋花音、H6松野杏莉、斎藤麗、男子R96は、H1矢作紋乃丞、H2黒川楓海都、H3井上龍一が登場する。
2024 Burton Automotive Pro & Newcastle Racecourse Women’s Pro QS 5000は、2024年3月11日から17日まで開催される。詳細や結果、ライブ観戦については、WorldSurfLeague.comにアクセスするか、無料のWSLアプリをダウンロードしよう。
- Burton Automotive Pro & Newcastle Racecourse Women’s Pro
オーストラリア – QS 5,000オーストラリアとの共同開催
2023年3月11日 – 17日