瓦礫と化したガザの町で、自由を感じるためにサーフィンに熱中する若者たちの姿を捉えたドキュメンタリー映画『ガザ・サーフ・クラブ』が、2024年1月13日(土)シアター・イメージフォーラム他にて公開される。
ガザとサーフィンは相容れない組み合わせだと誰も感じるのではないだろうか。しかし40キロに及ぶコーストラインでは仲間たちとサーフィンに熱中する若者たちの姿があった。
劇場公開に先駆け、12月24日(日)には、映画『ガザ・サーフ・クラブ』の特別先行上映トークイベントが日比谷コンベンションホールで開催される。
上映後には、イスラエル・パレスチナ和平に関するトークショーも開催。12月11日までは本作を全国に届けるためのクラウドファンディングを実施中だ。興味のある人は参加してほしい。
【イベント概要】
日時:2023年12月24日(日)14:00-16:00(13:45 開場)
場所:日比谷コンベンションホール 大ホール(東京都千代田区日比谷公園1番4号 地下1階)
料金:一般2,000円 学生1,000円
■映画概要
イスラエルとエジプトに挟まれたガザ地区は、約200万人の人々が狭い土地に閉じ込められている。経済封鎖が続くガザでは船舶の自由な出入りはなく、入る物資も出ていく物もほとんどない。若い世代は仕事もなく、未来への展望のないまま日々を送っている。2014年のハマスとイスラエル間の紛争は、イスラエル軍の地上侵攻に発展し、多くの人命が奪われ、多くの建物が破壊された。
しかし、このような状況下でも、若い世代は自由を求めて海に繰り出し、サーフィンに興じている。厳しい制裁にもかかわらず、多大な努力の末、約40本のサーフボードがガザに持ち込まれ、ガザ市のサーフ・コミュニティはにわかに盛り上がっているのだ。海で感じられる刹那の幸せや自由を求めて集う若者たち。彼らの視線の先には自由な世界が広がっているが、果たしてその扉は開くのだろうか?
監督:フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ
原語:アラビア語 / 英語 / ハワイ語 字幕:日本語
配給:ユナイテッドピープル
字幕:額賀 深雪 字幕監修:岡真理
2016年/ドイツ/87分
2024年1月13日(土)シアター・イメージフォーラム他にて緊急公開!