アメリカンポップカルチャー、ファッションをはじめ、ジャーナリスティックな記事などもカバーしているハイプロファイルな雑誌「VANITY FAIR(ヴァニティ・フェア)」のウェブ版に五十嵐カノアが登場し、サーフィン映画4本をレビューする映像が公開された。
今回は、「ブルークラッシュ」「ポイントブレイク」「ロード・オブ・ドッグタウン」「サーフズアップ」といったハリウッドのサーフムービーをレビューし、そのスタントと信憑性をカノアがサーフィンをよく知らない人のために分析している。ハリウッドのサーフィン映画としては、どれも名作ばかりなので、まだ見ていない人は要チェックです。
ブルークラッシュ – 予告編 字幕
ハリウッド映画でのサーフィンシーンは、あのビッグウエンズデーでさえも、スタント撮影が行われており、女性サーファーが主役の「ブルークラッシュ」は、パイプラインにチャージするシーンはもちろんスタント撮影。典型的なスポ根ストーリーをサーフィンに当てた名作。
映画 『X-ミッション』特別映像(サーフィン)【HD】
1991年に公開された「ハートブルー」のリメイク版で邦題はX-ミッション。主演はパトリック・スウェイジとキアヌ・リーブスで、サーファーには評価の高い映画だった。リメイク版はエクストリームという部分に焦点を当てて、タヒチのチョープーの大波でのシーンが話題となった。1本の巨大波にブルースとディランが二人で乗る姿は必見。
Lords Of Dogtown – Trailer
2005年にアメリカで公開されたLords of Dogtown(ロード・オブ・ドッグタウン)は、1970年代初め、ロサンゼルスのサンタモニカとヴェニス・
スケートボードを通して世界のカルチャーを変えた少年たちの姿を描く青春ドラマ。カウンターカルチャーとして世界的な現象にまで広がったライフスタイルを作り出した彼らを描いたドキュメンタリーである。
サーフズ・アップ
ペンギン界の“サーフィン・ワールドカップ”でチャンピオンを目指す新人サーファーが、最強のライバルとバトルを繰り広げる長編CGアニメーション。主人公のイワトビペンギン・コディ役の吹替えを俳優の小栗旬がやって話題となった。
ペンギンたちのサーフィン・シーンは、よりリアルに描くために、実在のサーファーのスタイルを反映。主人公のコディはケリー・スレーター。ビッグZにはレジェンドのグレッグ・ノール。タンクにはサニー・ガルシアの要素が取り入れられている。それを聞くと「なるほど」と、うなずけるほど各キャラクターのサーフスタイルはクールに仕上がっている。