五十嵐カノアが出場。CS第5戦「EDPヴィスラ・エリセイラ・プロのヒート組が発表。ファーストコールは日本時間10/1の15:30

五十嵐カノア © WSL / Masurel.

リベイラ・デ・イーリャス、エリセイラ/ポルトガル(2023年9月29日金曜日)-2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの第5戦「EDPヴィスラ・エリセイラ・プロ pres. by Estrella Galicia PT」 が2023年10月1日(日)にスタートする。

 

今年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)クオリファイ・レースの最後から2番目の試合を前に、世界最高峰のサーファーたちがポルトガルに到着している。

 

 

今年のチャレンジャー・シリーズも、今回のポルトガルと次のブラジルの2戦のみ。チャレンジャー・シリーズのランキングを現在リードしている選手たちにとって、見通しは明るい。

 

ランキングでは女子がフィッツギボンズ、男子がハウシュマンがリード。コール・ハウシュマン(USA)はすでにCTクオリファイが決定しており、サリー・フィッツギボンズ(AUS)は女子のトップ5をリードしており、セミファイナル進出でゴールデンチケットが確定する。

 

フレデリコ・モライス(POR)

 

今回のイベントには、地元の観客が特に注目するナショナル・ヒーローのテレサ・ボンバロ(ポルトガル)とフレデリコ・モライス(ポルトガル)が出場。

モライスはチャンピオンシップ・ツアーで5年間活躍し、現在CSランキング5位。ここで3度目の優勝を飾れば、6シーズン目のCT入りが確定する。

 

 

テレサ・ボンバロ(POR)© WSL / Diz

 

ボンバロは昨シーズン、わずか5人のサーファーが予選を通過する中、6位と大接戦を繰り広げたが、惜しくもクオリファイを逃して、今シーズンもチャンピオンシップ・ツアーにフル参戦するために戦っている。現在11位の彼女にとっては地元で大きな結果を残すことこそ 、最終戦のブラジルで戦うために必要なこととなる。

 

昨年の優勝者と地元のワイルドカード

 

記者会見に出席したポルトガルのサーファー達 © WSL / Mestre

 

昨年の優勝者で、今年のCTランク9位と好成績でフィニッシュしたレオナルド・フィオラバンティ(イタリア)は、このイベントでは、何のプレッシャーもなくリラックスしたサーフィンを披露してくれることだろう。

 

しかし、女子の優勝者であるメイシー・キャラハン(AUS)と一昨年の優勝者であるルアナ・シルバ(BRA)にとっては、エリセイラ大会はパフォーマンスを発揮する絶好のチャンスであると同時に正念場。ルアナは現在7位でクオリファイまであと一歩。メイシーは14位でビッグなリザルトが欲しいところ。

 

一方で、この大舞台で輝きを放つチャンスを求めて数名のワイルドカードも参戦。女子では、ヨーロッパのジュニアタイトルを3度獲得しているジャニール・ゴンザレス・エチャバリ(ESP)が脅威。バスクのサーファーである彼女は、今夏のクオリファイング・シリーズ(QS)初参戦を含め、過去2大会で優勝している。

 

男子のワイルドカード、マルティム・ヌネス(ポルトガル)、ヘンリケ・ピレイト(ポルトガル)、ジョアキム・シャヴェス(ポルトガル)は、いずれもチャレンジャー・シリーズやリベイラ・デ・イーリャスで様々な経験を積んでおり、家族や友人が見守る中、波乱を起こす可能性も多く、活躍が期待されている。

 

日本のトップサーファー9名に加え、五十嵐カノアが出場。

 

ポルトガルでもファンの多いカノア  © WSL / Poullenot

 

大会開始を前に男女共ヒート組が発表。日本男子はR1から H1に岩見天獅、H2 大原洋人、H6 田中大貴、H8 安室丈。R2からH9 に毎年このポルトガルイベントには出場している五十嵐カノアがレイトエントリーで出場。

 

女子では、R1からH3 脇田紗良、H4 都築虹帆、H6 松岡亜音、H7には都筑有夢路と野中美波が登場する。がんばれ!日本!

 

 

現地時間の 2023年10月1日7時30分 は、
日本時間の 2023年10月1日15時30分です。

 

イベントサイト:EDP Vissla Pro Ericeira