オーストラリアのCTサーファーで現在ランキング2位のイーサン・ユーイングは、チョープーでのCT最終戦に向けたウォームアップセッション中にワイプアウトし、怪我を負い欠場することになった。しかし、怪我の程度は不明。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙の報道よれば、「ランキング2位のイーサン・ユーイングがチョープーでワイプアウトし、背中の2つの脊椎を骨折。イーサン・ユーイングのワールドタイトル獲得が深刻な危機に。」
「ユーイングは、来月カリフォルニアのトレッスルズで開催されるファイナル前のツアー最終戦となるタヒチ・プロを前に、チョープーで行われた6フィートのソリッドな波での練習中にワイプアウト。世界で最もヘビーな波に潰された後、岸に運ばれ、島の病院に搬送され、L3とL4の椎骨骨折と診断された。」
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ワールド・サーフ・リーグ(WSL)も正式に、イーサンが怪我を負い、今年のタヒチ・プロを欠場すると発表。ユーイングがファイナルのトレッスルズで戦えるかどうかはまだ不明だ。
この種の脊椎損傷は手術が必要で、リハビリにもかなりの時間を要するとのこと。回復には通常6~12週間かかると言われているようだ。
WSLファイナルまで5週間足らずとなり、イーサンの2023年の世界タイトルの望みは絶たれたか。イーサンはチャンピオンシップ・ツアーでこれまでで最高のシーズンを送っていただけに、このような悲惨なニュースは残念だ。
今回のタヒチのイーサンの怪我人代役に関しては、チャレンジャーシリーズのランキングで次点のタヒチアン・サーファー、ミヒマナ・ブレイと発表されている。しかし、多くのサーフファンは、トライアルイベントで準優勝したアイメオ・チェルマクにその座を譲るべきだったという声も上がっているようだ。
とにかく、イーサンの1日も早い復帰を願いたい。