2度のイベント優勝者の五十嵐カノア、大原洋人も出場。Wallex USオープン・オブ・サーフィン いよいよ開幕

五十嵐カノア © WSL / Morris

現地時間2023年7月29日から8月6日まで、ハンティントン・ビーチ・ピアのサウスサイドで、チャレンジャー・シリーズ第4戦「 Wallex USオープン・オブ・サーフィン Presented by Pacifico」およびWSLロングボード・ツアー開幕戦である「ハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシック」が開催される。

 

ファーストコールは現地時間の 2023年7月29日7時30分、日本時間の 2023年7月29日23時30分。

 

 

この大会は、WSLチャレンジャー・シリーズの第4戦であり、エリート・チャンピオンシップ・ツアー(CT)へのクオリファイを目指す選手にとって重要な大会となる。また、2023 WSLロングボードツアーの4つの開催地の最初の開催地でもある。

 

男子チャレンジャー・シリーズで北米をリードするのは、カリフォルニアのサンクレメンテに住むトリオ、コール・ハウシュマン、ジェット・シリング、クロスビー・コラピント。

 

CS2連勝中のコール・ハウシュマン
コール・ハウシュマン(USA)© WSL/Tostee

 

全員がメインランドでの優勝を狙っている。ハウシュマンは、ナラビーンとバリートで連勝し、2023年チャレンジャーシリーズでで驚異的な急成長を遂げている。

 

現在、彼は20,700ポイントを獲得し、ランキングのトップに立つ。今、ハウシュマンは慣れ親しんだホームの波で戦うチャンスを得て、更なる活躍に期待がかかる。

 

「USオープンは、間違いなく1年で最も好きなイベントであり、最もホームに近いイベントです。ファンにとっても最も大きなイベントの1つでしょう。楽しみにしていますし、良い結果を残すための大きなイベントです。」

 

五十嵐カノア © WSL / Morris

 

2度のイベント優勝者の五十嵐カノアをはじめ、フィリッペなどCT選手が参戦。

 

ハウシュマンと他のCTホープたちは、現世界チャンピオンのフィリッペ・トリード(BRA)、2度のイベント優勝者の五十嵐カノア(JPN)、ディフェンディング・イベント優勝者のイズキール・ラウ(HAW)、そして元CTサーファーのジャクソン・ベイカー(AUS)、サミュエル・プポ(BRA)など、世界最高峰のサーファーたちと戦うこととなる。

 

大原洋人© WSL /Ryder/ Dunbar

 

また今回のイベントには、先日の千葉のQS3000イベントで優勝して勢いに乗る、2015年にUSオープン優勝という日本のサーフィン史上初の快挙を成し遂げた、大原洋人をはじめ、日本のトップ選手が出場。

男子ラウンド1の H4大原洋人、H7 田中大貴、ラウンド2のH16に五十嵐カノアが登場。女子は、ラウンド1の H2 野中美波、松岡亜音、H3 都築虹帆、ラウンド2 H5 都筑有夢路がクレジットされている。

 

現在のCSランキングは女子では、都築虹帆が17位、都筑有夢路が25位、野中美波、松岡亜音が37位。男子では大原洋人が53位、田中大貴が78位。がんばれ!日本!

 

 

アリッサ・スペンサー(USA)

 

女子では、アリッサ・スペンサー(USA)、ソイヤー・リンドブラッド(USA)、エラ・マカフレイ(USA)、ベラ・ケンワーシー(USA)ら、南カリフォルニアの選手がチャレンジャー・シリーズで活躍中。

 

スペンサーとリンドブラッドは過去2シーズン、CT出場権獲得にわずかに届かず。現在、USオープン・オブ・サーフィンに向けて、それぞれランキング6位と7位につけている。

 

「USオープンに出場するのがとても楽しみです。」とスペンサーが言った。「USオープンは、毎年多くのギャラリーで賑わい、地元から近いこともあり、いつも大好きな大会のひとつです。私の友人や家族全員が参加するのは本当に特別なことなので、今年は本当に楽しみです」。

 


スペンサーをはじめカルフォルニアのサーファーたちは、元CTベテランで、長年ワールド・タイトルを狙うサリー・フィッツギボンズ(AUS)、ディフェンディング・イベント優勝者のベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)、南米の新鋭ソル・アギーレ(PER)など、ワールドクラスのコンペティターたちを迎え撃つ。

 

 

今年もUSオープンと同時開催となる「Huntington Beach Longboard Classic」。毎日コンディションを見ながら、その日のコンテスト・スケジュールを決定する。

 

 

イベント・オフィシャルサイト:https://www.usopenofsurfing.com/

詳細はWorldSurfLeague.comをご覧ください。