五十嵐カノアとコナー・オレアリーがCT第9戦「コロナ・オープンJベイ」でクオーターファイナル進出。

ジェフリーズ・ベイ、イースタン・ケープ、南アフリカ(2023年7月18日火曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第9戦「コロナ・オープンJベイ」は、一日を通してビルドアップが予想されるクリーンな3~4フィートの波でコールオン。最後は6フィートのクラシックなスーパーチューブ・コンディションで試合が行われた。

 

コナー・オレアリー: © WSL / Ryder

 

女子のオープニング・ラウンドの残り2HEATからスタート。その後、男女のエリミネーション・ラウンドが行われ、男子ラウンドオブ16が行われた。

 

 

コナーがキャリアベストの9.57という最高得点をマーク。

 

 

コナー・オレアリー(AUS)はヒート2でカラム・ロブソン(AUS)と対戦。コナーは、スタートからパワフルなバックハンドを炸裂させて6.50をスコア。続けてストレートアップのオフザリップで8.67のエクセレントスコアをたたき出し、ロブソンをコンビネーションに追い込む。

 

コナー・オレアリー(AUS)© WSL / Van Gysen
カラム・ロブソン(AUS)© WSL / Van Gysen

 

更にコナーは、残り5分で特大セットにテイクオフ。ファーストターンからスピード、 パワー、コミットメントが感じられる素晴らしいドライブの効いたサーフィンを披露。キャリア最高の9.57という最高得点をマーク。ヒートトータル18.24という驚愕のスコアをたたき出し、ラウンオブ16へ勝ち上がった。

 

 

終了間際の大逆転勝利。見事QF進出を決めたコナー

 

 

ラウンドオブ16では、2タイム世界チャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)と対戦したコナー。

 

ヒートはジョン・ジョンがロング・チューブとクリティカルなリエントリーで9.23をスコアして開始。コナーもパワフルなバックハンドで、バーティカルなアプローチで7.50をスコア応戦。

 

 

ジョン・ジョン © WSL / Ryder
コナー・オレアリー© WSL / Ryder

 

しかし、後半に入りジョン・ジョンはバックアップを7.07として、リードを広げようとするが、コナーもバーティカルなバックハンド・アタックで8.77をスコアし喰らい付く。

 

残り時間は10分。コナーのニードスコアは7.54。コナーは優先権を使って、セットにテイクオフ。クリーンなウォールでしっかりとマニューバーを描き、インサイドのクローズセクションでリスキーなリエントリーもメイク。7.37をスコアするも、ジョン・ジョンはバックアップを8.0まで上げて、じりじりと差を広げていく。

 

ニードスコア8.47で残り時間は2分。波に乗ったコナーは、ポケットでのパワーハックから、クローズセクションでのエアードロップをメイクした。

 

大どんでん返しに大喜びのコナーと抱き合うコナーパパ
大どんでん返しに大喜びのコナーと抱き合うコナーパパ・フィンバー
コナー・オレアリー© WSL / Ryder

 

スコアは出ないままヒートは終了となり、負けたと思って海から上がってきたコナーだったが、8.70がコールされて終了間際の大逆転勝利。見事クオーターファイナル進出を決めた。

 

 

五十嵐カノア

 

五十嵐カノア(JPN)は、男子エリミネーション・ラウンドのヒート8でリアム・オブライエン(AUS)と対戦。オブライエンがスタートから6.17をスコアして先制攻撃。

 

リアム・オブライエン(AUS) © WSL / Van Gysen

 

それに応えてカノアは8.00のエクセレントをスコアする。ヒートをリードする。後半に入り、バックアップを7.73まで上げるカノアは、ヒートトータル15.73まで引き上げ、オブライエンを引き離す。

 

しかしオブライエンも後半に入り、勢いを増し7.63 と7.27を連続でスコア。カノアは追い上げを振り切り、ラウンドオブ16へ勝ち上がった。

 

 

ラウンドオブ16で五十嵐カノアは、ジョアオ・チアンカ(BRA)と対戦。スタートからチアンカが6.00をスコア。カノアも7.67をスコアして激しいデッドヒートがスタートした。

 

五十嵐カノア© WSL / Van Gysen
五十嵐カノア© WSL / Van Gysen
五十嵐カノア© WSL / Van Gysen

 

カノアはダブルアップする波を掴み、チューブにプルイン。大きな弧を描くカービングターンで特大のスプレーを上げ、最後はレイバック・ハック・フィニッシュ。バックアップスコアとなる6.07をマークし、チアンカとの差を広げる。

 

 

後半に入り、波を掴むカノアだがスコアは伸ばせない。チアンカは優先権を持ったまま波を待ち続ける。ニード7.74で残り時間10分を切り、セットをつかんだチアンカ。高速サーフィンでバレルにプルインするもメイクできず。6.67をスコアしてニードスコアを7.08とする。残り時間は5分を切った。

 

優先権を持ったカノアはチアンカが乗ろうとする波をブロックしてテイクオフ。スコアは伸びなかったがチアンカに波を乗らせなかった作戦が功を奏し、そのままカノアが逃げ切りクオーターファイナルへ勝ち上がった。

 

 

「いつも応援ありがとうございます。具合が悪い中でも、まあまあ良いパフォーマンスが見せられたことが嬉しいです。明日のことはあまり考えなくて、ゆっくりして明日の準備をします。」と今日は体調が良くないことをカノアが明かした。

 

明日はファイナルデイとなる見込み。コナーはQF2でイーサン・ユーイングと、五十嵐カノアはQF4でヤゴ・ドラトと対戦。二人の活躍に期待したい。がんばれ!カノア!がんばれ!コナー!

 

 

WSLオフィシャルサイト

Jeffreys Bay, Eastern Cape, South Africa