JPN_ath_Team_Japan_ath_ph_Pablo_Franco_ph_2538 — 日本チーム　 Photo: Pablo Franco

2023年5月7日～13日の大会期間で、サーフシティ・エルサルバドルで開催されるISAワールド・ロングボード・チャンピオンシップ（WLC）。本日はオープニングセレモニーが行われ、いよいよ明日から各国を代表する世界最高峰のロングボーダーたちが金メダルを目指して、『エル・スンザル』でバトルを繰り広げる。

今大会は、2019年の前回大会の記録を上回る、32カ国から118名以上のアスリートが集まり、悲願のチーム金メダル獲得を目指す。前回のチーム世界チャンピオンであるチームフランスは、タイトル防衛に燃えている。

また、今回のWLCは、2023年パンアメリカンゲームズ、および2023年 ANOCワールドビーチゲームズへの重要な予選大会。アメリカ大陸地域の男子上位4位と女子上位4位がサンティアゴへの出場権を獲得することとなる。

「Sands of the Worldセレモニー」では、各国のメンバーが地元のビーチの砂を1つの容器に注ぎ込むという伝統的な演出が行われた。日本からは北村健一、亜希子が夫婦で参加　Photo: Jersson Barboza

ロングボード2028年ロサンゼルス・オリンピックに向けて。

ISAは、オリンピックにおけるロングボードの潜在的な可能性を長い間認識してきた。ショートボードサーフィンが東京、パリと競技種目として選ばれ、2028年ロサンゼルス・オリンピックのオリンピック・プログラムの中核競技として確定した今、ISAは、国際オリンピック委員会（IOC）とLA28の主催者に対し、ロングボードの採用を正式に申し入れた。

ロングボードに関する決定は2024年12月以降になる見込みで、ISAとロングボードコミュニティにとって、このスポーツを世界的に成長・発展させ続けることの重要性が改めて浮き彫りになった。

また今回のWLCでは、サモア、グアム、イラン、モロッコの4つのナショナルチームが初出場。