松田詩野の今年の漢字一文字は、去年の自分を超える『超』。今年に向けての抱負、2024年への想い。

プロサーファーの松田詩野が、神奈川県茅ケ崎市で行われた「はたちのつどい」に出席。黄色の振り袖姿を披露した。

昨年の前半は、怪我のために海から離れることを強いられた。 シーズン終盤に試合復帰出来たものの、全く満足の行く結果を出せずに終わった。 しかし、今回の経験でサーフィンの楽しさに改めて気づき、 多くの事を学ぶことができた1年でもあった。

20歳になった自分の振り返りから、来シーズンに向けての抱負、2024年への想いなどを語った。

 

 

二十歳を迎えた松田詩野、新しいシーズンに向けて「去年の自分、過去の自分を超えていけるような自分に成長していきたいなって思います。」

「年末年始は、日本で過ごして、トレーニングとか来シーズンの準備ができたかなって思います。」とコメント。初詣のおみくじは『吉』。毎年吉らしいが内容的には悪くなかったと笑顔で答えた。

 

 

「昨シーズンは、怪我の手術をした年だったので、海に入れない期間や、試合に出られない時期があった。その辛い中で自分で何かに頑張ろうとか思えたので、その経験を今後に活かしていきたい。今年は一つでも多く大会で活躍して、自信を持てるような一年にしたい。

次の大会が1月20日からフィリピンであるのでそこでの優勝を目指して、あとは世界選手権で良い成績を残したい。」

 

「パリオリンピックに関しては、新たな挑戦になるので、今までの自分を超えていけるような、挑戦もしながらトライしていきたいと思います。」

 

「タヒチやハワイでの波を考えて、いつもよりも負荷をかけたトレーニングをして、食事もそれに合わせて取るようにしています。」

今年ハワイは2月に行く予定で、海外に行きっぱなしではなく日本にもタイミングを見て戻り、急ぎ過ぎずに、先を見て行動をしていく予定。

 

「フィリピンのあとは日向のQSに出る予定で、そのあと(オーストラリア2戦)はフィリピンと日向の試合が終わった段階で考えようと思っています。」

 

昨年10月にサーフトリップで行ったニカラグアでは、マックブックとアップルウオッチの盗難にあったことも告白。今後は映像をもっと撮って、ムービーを製作したり、応援してくれているファンとの交流も考えていると松田が言った。

 

「今年もビーチクリーンは続けたいと思っています。海とサーフィンを通じた活動とか、これからもできたら良いなと思っています」

 

体を作り直し、ビッグウェイブが期待されるタヒチでのパリ五輪を見据え、飛躍の年にしたいと松田詩野が新たな門出に誓った。