WSL南房総ジュニアプロで金沢呂偉と松田詩野が優勝、WJCアジア代表へ一歩前進。カデット平原颯馬が優勝。

各クラスの優勝者、左から金沢呂偉、松田詩野、平原颯馬

写真、リポート:山本貞彦 今年12月に台湾で開催されることが決まったジュニアの世界チャンピオン決定戦である、WJCワールドジュニア・チャンピオンシップのアジア代表選考を兼ねた、WSL ASIA/JAPAN「南房総ジュニアプロ」は大会最終日、ジュニア男子、女子、Cade(U-16)のファイナルまでが行われた。
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会場のコンディションは台風から熱帯低気圧が日本海側を移動したことで、朝から南西のサイドオフで強風。天候は晴れで夏が戻ったような気温となった。波のサイズはムネカタ。今日はライトよりレフトの方がポテンシャルがあるか。ただ、風の向きに逆らうことで、きっちりレールワークが出来ないと不利かも。mens-5231男子
優勝:金沢呂偉
2位:和井田理央
3位:古川海夕
4位:西優司

roi shicho-sho-5237南房総市長賞:金沢呂偉

roi kanazawa-5041 roi kanazawa-7657金沢呂偉
どんな状況でも自分のサーフィンができるのは驚き。昨年の成績(セミで敗退)を上回ることが目標として、優勝は立派。おめでとう!

rio waida-8012和井田理央
優勝候補でありながら、波の変化に対応できなかったか。それでもキレた演技は、ジュニアの中でも群を抜いている。

miyu furukawa-6425古川海夕
積極的に攻めて、ヒート中盤まではトップ。その後、追い上げを食らうも波乗りのキレは良かった。これで自信がつけば、次週の伊勢でも結果を残すだろう。

yuji nishi-5858西優司
セミではダントツのぶっちぎり。このまま優勝かと思いきや、ピークはここまでだった。決勝ではコンディションの変化に対応が’遅れ、点が伸びず4位。それでもこのサーフィンができれば、いつでも優勝はできる。

yuji mori-5972 yuji mori-5454森友ニ
前半の波を待ちすぎたか。攻めキレなかった。乗れば勝てるけど、乗らなけらばどうしようもない。

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優勝:松田詩野
2位:野中美波
3位:西元ジュリ
4位:都筑有夢路

一番の応援団をご両親。松田詩野
一番の応援団はご両親。松田詩野

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松田詩野
この千歳ポイントではいつも練習しているだけあって、波を理解していた。河村海沙コーチのアドバイスもあって、今大会2連覇。おめでとう!WJCに参戦できれば、そこでも結果を残したいとコメント。

minami nonaka-8514野中美波
サーフィンのキレが増した。小柄ながらサーフィン自体が大きく見える。レールワークが上手くなった。

julie nishimoto-6746西元ジュリ
サーフィンは一番パワフルだった。ただ、プライオリティもあり、波の選択が後手後手だったか。

amuro tsuzuki-8105都筑有夢路
サーフィンはすごく良かったんだけどね。ポジショニングに迷いがあったか。これも経験。次につなげましょう。

sara wakita-6944 roi mar wade sara-7440脇田紗良
サーフィンは調子悪くないからこその悔しいセミでの敗退。その悔しさがあるから、次の成長につながる。ウェイドコーチからもアドバイス。次戦は巻き返しだ。

cadet-5175CADET
優勝:平原颯馬
2位:伊東李安琉
3位:松原渚生
4位:鈴木耀竣

cadet soma hirahara-5124 cadet soma hirahara-9430平原颯馬
プロジジュニアで敗退したことで、このCADETでは絶対優勝したかった。有言実行。バックサイドのライト狙いが見事当たって、最後までリードを譲らず優勝。おめでとう!

cadet riaru ito-8702伊東李安琉
ヒートブレイク中も一人、海に先に入って練習。飛ぶような止まらないサーフィンでこのまま行くかと思いきや、優先権にやられた。ここでリズムが崩れ、思うような演技ができず。でも、爆発的なサーフィンはワクワクする。

cadet sho matsubara-8614松原渚生
全てのヒートでスタートしてすぐ演技。これって簡単にできることじゃない。リズムを作ることを心がけてファイナルまで来たが、その後が続かず。次回に期待。

cadet yoshun suzuki-9292鈴木耀竣
セミでの大逆転は見事。最後まで諦めずに攻めたことで、決勝進出。しかし、ファイナルでは波を選びすぎたか。これも経験。敗戦は大きな収穫だからね。

arashi murata dai wako-6519 arashi murata-6253村田嵐
和光大コーチとの反省会。勝ったり、負けたり。いや、負けることの方が多いのがコンペ。そこで何を学ぶか。ここは焦らず、くさらず。コンペの本質は深い。次につなげましょう。期待してるよ。

kato-5241加藤将門
コンテストのオーガナイザーでヘッドジャッジ。今日が誕生日でみんなからケーキのプレゼント。誕生日おめでとうございます。

taichi hagita -5249萩田泰智は、今回セミファイナルで惜しくも3位敗退。
joh azuchi-6359安室丈はセミファイナルで4位敗退。
kana nakashio-6829中塩佳那はセミファイナルで4位敗退。
sai maniwa-7297馬庭 彩はセミファイナルで3位敗退。
kokona kawase-7222川瀬心那はセミファイナルで4位敗退。

hiore tahara yuma takanuki-5265田原啓江
今大会ではデリバリーバンで選手、観客をフォロー。現在は「THE CHIKURA UMI BASE CAMP」に携わっている。ここにしかない大人の秘密基地。高貫佑麻を迎えて、新しい海の遊びを提案。https://www.chikuraumi.basecamp.style/

 

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