ハレイワ、オアフ/ハワイ(2022年11月30日水曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャレンジャー・シリーズ(CS)の最終戦となる「ハレイワ・チャレンジャー」大会2日目は、現地時間の午前8時5分のスタートでコールバックONとなった。
男子R2ラウンドオブ64のヒート1から16が、4-6フィート・プラスのコンディションの中で開催。女子のコンペティションは、今日一日OFFとなった。
日本のエース五十嵐カノアはH9で、カウリ・ヴァースト、ディビッド・シルバ、ジェット・シリングと対戦。
スタートから若いシリングとカノアが同じ波を奪い合いパドルバトル。二人が縺れる一幕も。そんな中でカウリが昨日からのパワフルなバックハンドを炸裂させて8.17をスコア。ヒートをリードする。
前半リズムの合わないカノアは4位を強いられる展開となるも、残り10分で物凄いレイバック・スラッシュで波を粉砕。8.93のエクセレントをスコア。
最後にはブローテールからリバースに持っていき5.07のバックアップ・スコアでトータル14.00をマーク。R3のラウンドオブ32・ヒート5へと勝ち進んだ。
「自分のことに集中してやりました。今回は来年のCTのための練習って感じでリラックスしてやれています。4メンヒートは(マンオンマンのヒートとは)戦い方が違うのかなって感じです。良い波の数が少ないから、その中でも良い波に乗ろうとしたんですけど、ちょっとミスを犯してしまって。でもなんとか良い波に乗れて次のランドに勝ち上がれて嬉しいです。」
現在CSランクで日本人トップの脇田泰地はH7で、昨年のイベント優勝者で2x WSLチャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ガテン・デラヘイ、ウィゴリー・ダンタスと対戦。
ヒートはスローな展開で脇田はバックハンドで4.1をスコアし、2位のポジションを維持。後半まで4位を強いられたフローレンスが残り10分で逆転。 脇田もバックアップを4.03まで上げて食い下がるも惜しくも敗退となった。
明日女子のラウンド2から再開されれば、H4に都筑有夢路、ラウンド1から勝ち上がった野中美波がH5に登場する。CT入りを目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
2022年11月26日~12月7日
CS Event 07
Haleiwa Challenger, at Home in The Hawaiian Islands
詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。