リベイラ・ド・イーリャス、エリセイラ/ポルトガル(2022年10月4日火曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2022チャレンジャー・シリーズの第5戦「EDPヴィスラ・プロ・エリセイラ」は大会3日目。
3日連続で同様の2~3フィートの波で行われ、女子ファーストラウンドの残り6ヒートと、男子ラウンドオブ48を終了した。
和井田理央が史上初のインドネシア出身のCTサーファーとなる。
ラウンド・オブ24に勝ち進み、最低でも今大会の17位を確保した和井田理央(IDN)が、CSからの2023年チャンピオンシップ・ツアー(CT)の最初のスポットを正式に確定した。
バリ島出身のダイナミックなレギュラー・フッターは今シーズン、GWMシドニー・サーフ・プロとバリート・プロで連勝を果たし、サーフィン界に旋風を巻き起こした。
そして、この前代未聞の快挙により、彼はインドネシア出身のサーファーとして初めてプロサーフィンの最高峰と言われているチャンピオンシップ・ツアーでフルタイムシートを手にすることになる。
「長い間、この瞬間を夢見てきました」と和井田は感慨深げに語った。「まだ信じられませんが、本当に嬉しいです。故郷のみんなから信じられないようなサポートを受け、彼らもきっと喜んでくれると思います。
インドネシアからCTにクオリファイは初めてなので、とても特別なことですし、もっと多くの子どもたちが、この夢を追いかけるきっかけになればと思います。
プレッシャーから解放されるのは確かですが、今週から始まるいくつかのイベントで良い結果を出したいので、お祝いはもう少し先にしたいと思います」。
地球上で最高の波を誇り、歴史的にもあらゆるレベルのサーファーが訪れる最も神聖な場所の一つであるインドネシアに、島々を代表するアスリートの誕生となった。
本日は、女子のラウンド1ヒート13で松永莉奈が、ニッキー・ヴァン・ダイク、テッサ・タイセン、カミラ・ケンプと対戦。松永はスタートから4.67 をスコア。ヒート後半には一時トップとなるも、3位となり、そのまま惜しくも敗退となった。
また男子ラウンド2ではH6に五十嵐カノア、H10に村上舜、H12に小林桂が登場。
H6の五十嵐カノアは、ジェット・シリング、マイケル・ダンフィー、アラン・クレランドと対戦。カノアはヒート前半にスコアを伸ばせずに3位から4位をを強いられる展開に。
しかしラッピングカットバックとリエントリーのコンビネーションで6.57をスコアすると2位にジャンプアップ。
さらにインサイドでダブルアップする波を見つけて、素晴らしい高速のコンビネーション・サーフィンを披露。7.60をスコアしてトップでラウンドアップを決めた。
H10の村上舜は、ヒート後半に5.77 をスコア、バックアップを 4.60とし、一時は2位に浮上するも再び逆転され3位で惜しくも敗退。H12の小林桂もヒート後半に5.37と 5.07をスコアするも惜しくもここで敗退となった。
男子のラウンド3へ勝ち上がった五十嵐カノアは、ヒート4でディラン・モファット、ジェシー・メンデスと対戦。
女子のラウンド2に勝ち上がっている松田詩野は、ヒート1でベティルー・サクラ・ジョンソン、ヴァヒネ・フィエロ、ナディア・エロスターベと対戦する。
結果と今後のヒートについてはイベントサイトをご覧ください。