WSLロングボードチャンピオンシップはマリブで10月4~5日に開催。田岡なつみ、吉川広夏、井上鷹が参戦

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のロングボード世界チャンピオンは、カリフォルニア州マリブで開催される「2022年クエルボ・クラシック・マリブ・ロングボードチャンピオンシップ」で決定する。


WSLロングボード・ツアーの3戦目で最後の開催地であるこの大会は、2022年10月3日から13日まで大会ウィンドウを保持しているものの、良いコンディションが期待されるために10月4~5日で開催される。

 

 

イベントフォーマットの概要

 

イベントは、ロングボードツアーのトップ18男子とトップ18女子が参加し、6ラウンドが行われる。ラウンド1では、3名のサーファーが6ヒートを戦い、上位2名がラウンド3へ進出。

 

 

ラウンド1の最下位の選手は、ラウンド2のエリミネーション・ラウンドを戦う。その敗者復活戦を勝ち抜いた選手は、ラウンド3に進出、そして上位のサーファーがクオーターファイナル、セミファイナル、ファイナルへと勝ち上がっていく。

 

最終的にツアー3戦中2戦で最も高いポイントを獲得した男女が、今年のワールドチャンピオンとなる。

 

 

ホノルアとカニエラがランキングをリード

 

カニエラ・スチュワート© WSL / Morris

 

 

最終戦のマリブを迎えるにあたり、ランキングをリードしているのは、ハワイのホノルア・ブロムフィールド(HAW)とカニエラ・スチュワート(HAW)だ。

 

3度の世界チャンピオンであるブロムフィールドは、このマリブで記録破りの4度目の世界タイトルを狙っており、それは彼女が史上最も輝かしい女性ロングボーダーとなることを意味する。

 

 

ホノルア© WSL / Miers

 

またスチュワートは、サーフィン界では「スタイル・マスター」として知られており、今年、初の世界タイトルを獲得を目指す。この若きハワイアンは2019年のランキングで4位になっており、再び初の世界タイトル獲得を目指している。

 

 一方で、USオープン・オブ・サーフィン Duct Tape Invitationalで優勝したケリス・カレオパア(HAW)とテイラー・ジェンセン(USA)は、タイトル争いの好位置につけている。

 

最後に世界タイトルを獲得したのが2017年のジェンセンは4度目のワールド・タイトルを狙っている。またクロエ・カルモン(BRA)は現在ランキング2位でブラジリアン・ウーマンとして初のサーフィン・ワールド・チャンピオンになることを望んでいる。

 

田岡なつみ

 

今回のイベントには日本から世界ランク9位の田岡なつみ、17位の吉川広夏、男子で6位の井上鷹の3名が出場。ハワイのサリー・コーヘンも出場。日本からロングボードの世界チャンピオンを目指せ! がんばれ!日本!

 

 

詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。