アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチ 2022年9月19日(月) カリフォルニアのハンティントンビーチで開催中である、2024パリオリンピック初の選考大会となる「2022年ISAワールドサーフィンゲームス」は大会3日目。
本日より女子がスタート。女子のラウンド1と2が行われ、男子はオフ。ハンティントンビーチはサイズアップして、トリッキーなコンディションの中でもエクセレントが続出。
2022 WSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)ルーキー・オブ・ザ・イヤーのガブリエラ・ブライアン(USA)が、パワフルな2ターンのバックハンドコンボで、本日のトップスコアをとなる9.00をスコア。続いて、ダニエラ・ロサス (PER )が8.77、キラ・ピンカートン (USA)が8.67をスコアした。
注目のカナダ代表で出場している神童エリン・ブルックス、エルサルバドル大会で優勝したサリー・フィッツギボンズも8.33をスコア。またヒートトータルでは、ソフィー・マッカロク (AUS) が8.50と7.93をスコアして、16.43を叩き出している。
明日は男子のラウンド3、女子のラウンド3、男子のラウンド4がノースポディアムで開催。サウスでは女子のリパチャージラウンド1、2が行われる予定だ。
大会3日目でついに波乗りジャパン女子が登場。女子ラウンド1のH5に松田 詩野、H25に都筑 有夢路、H29に前田 マヒナがクレジット。全員が見事1位でラウンド2へ駒を進めた。(都筑有夢路は不戦勝となりシード順で1位となった)
ラウンド1終了後の松田詩野インタビュー
「チームジャパンとカノア君から良いアドバイスをもらって、良さそうに見えて難しいコンディションの中でも良い波に乗れて、勝あがれて良かったです。」とコメント。
続けて行われたラウンド2では、一気にサイズアップとなったサウスポディウムでの戦いとなった松田詩野が、ガブリエラ・ブライアンらと対戦。松田は波とリズムが合わずにスコアリング・ウェイブを見つけられずに3位となり、敗者復活のリパチャージ2へ回った。
ラウンド2終了後の松田詩野インタビュー
「今日のコンディションの中で良い波を見つけられずに終わってしまったので、明日試合があれば乗りたい波を見つけて全力で頑張ります。」
ラウンド2では、スタートからバックハンドのリエントリーを決めて6.33をスコアした都筑。その後3位に追い込まれたがラストウェイブで再び6.23という高得点をスコアして逆転に成功。「自分にとっての大会初日で緊張した」という都筑だったが貫禄の1位通過を果たした。
ラウンド2終了後の都筑有夢路インタビュー
「最初の1本の乗ってから、なかなかスコアを作れなくて、自分の中で焦ってしまったんですけど、最後に逆転できてよかったです。次も自分の演技ができるように頑張ります。」
ラウンド2で前田マヒナは、バックハンドのワンマニューバーでで5.57をスコア。ヒート終盤にはフォアハンドのシャープなターン2発で7.67をスコア。キラ・ピンカートンを抑えて1位で勝ち上がった。
明日は、男子ラウンド3H1に五十嵐カノア( North)
日本時間9/20(火)23:30
上山キアヌがR3 H8 (North)
日本時間9/21(水)01:50
松田詩野がリパチャージ R2 3
日本時間9/21(水)03:50
都筑有夢路と前田マヒナが
R3 H7 で同じヒートで戦うこととなる。
日本時間9/21(水)04:30
がんばれ!日本!
2022年ISAワールドサーフィンゲームス
■2022 ISA World Surfing Games
名 称 2022 ISA World Surfing Games
主 催 国際サーフィン連盟(ISA)
期 間 2022年9月16日(金)~9月24日(土)※現地時間
開催地 Huntington Beach, California, USA
ISA HP https://isasurf.org/event/2022-isa-world-surfing-games/
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