第5回「USオープン・アダプティブ・サーフィン・チャンピオンシップ」が開催され、日本人選手3名が活躍

2022年9月8日から11日の期間、今年で5回目となる「USオープン・アダプティブ・サーフィン・チャンピオンシップ」がアメリカ・カリフォルニアのオーシャンサイドで開催された。

 

この大会はAASPツアーの第2戦目で、賞金総額30,000ドルという事もあり、世界各国から104名のアダプティブ・サーファーが集まり大いに盛り上がりを見せた。

 

波はコンスタントに頭オーバーあり、カリフォルニアのオーシャンサイドピアの素晴らしい波での開催となった。

 

今大会には、日本からANY KNEELING MENSクラスに小林征郁選手、ABOVE KNEE STAND MENSクラスには勝倉直道選手、PRONE ASSIST MENSに服部出雲選手(アシスト友重達郎、藤井信雄)が出場。

 

 

プロサーファーの友重 達郎が服部出雲選手のアシストとして帯同。

 

 

今回のイベント・リポートを送ってくれた、プロサーファーの友重達郎が服部出雲選手のアシストとして帯同。

 

「服部出雲選手は、若い頃から一緒にサーフィンしていた後輩です。彼は車椅子になった後ハワイへ留学している時に、またサーフィンに挑戦し出しました。

 

日本でもサーフィンする時にお手伝いしていたんですが、今回USオープン・アダプティブ・サーフィン・チャンピオンシップにチャレンジしてみたいとのオファーを受けてアシストとして一緒に参加しました。


大会会場は凄い盛り上がりで選手やスタッフの一体感、連帯感がすごかったです。波は頭オーバーありハード目なコンディションでしたが、選手のスキルも高く、何よりハンディキャップをものともせずサーフィンする姿に感動し勇気をもらいました。」

 

 

ジャパンチーム

 

ANY KNEELING MENSクラスの小林征郁選手は、前戦ハワイ大会では4位となり、今大会の予選ラウンドでも余裕でラウンドアップ。本戦セミファイナルで惜しくも3位敗退となり、5位でフィニッシュ。

 

小林征郁

5位:小林征郁 こばやし まさふみ
JAST(日本アダプティブサーフィンチーム)
天気、コンディションよく今までで一番参加者も多く、昨年は出れなかったのでオーシャンサイドに来て久しぶりに仲間たちみんなに会えて良かった。ヒートでは課題がまた見えたので、てっぺん目指して頑張ります!

 

 

ABOVE KNEE STAND MENSクラスには、勝倉直道選手が出場。予選ラウンドをハイポイント勝ち上がりファイナルで強豪選手を相手に見事3位に入賞した。

 

勝倉 直道

3位:勝倉直道 かつくら なおみち
感無量です。ハイレベルなabove knee クラスでスタンドアップの私が3位に入賞できたのに満足です。

 

PRONE ASSIST MENSに出場した服部出雲選手(アシスト友重達郎、藤井信雄)チームは予選ラウンドを10位で通過したものの、クォーターファイナルでワールドチャンピオンのJOSE選手とサーフィンスターのJESSIE選手に敗れ7位という結果となった。

 

服部出雲

 

7位:服部出雲 はっとりいずも
(アシスト 友重達郎、藤井信雄)
世界との実力の差を感じました。もっと練習して準備も整えてまた来年もチャレンジしたいです。

 

 

https://stokeforlife.org/events/5th-annual-u-s-open-adaptive-surfing-championships/