静波サーフスタジアムで日本初にして最大級の「パラサーフィンフェスタ」が盛大に開催された。

2022年7月10日(日)、車椅子ユーザーでも、認知症でも、見えなくても、みんなで明るく楽しくサーフィンがしたい!  誰もが「サーフィンって最高!」と思える【パラサーフィンフェスタ】が静波サーフスタジアムで開催され、WAVETRIPから素晴らしい映像がアップされたので紹介したい。

 

 

パラサーフィンとは、障害を持っている方が行うサーフィンの事。義足をつけて立って乗る、膝立ちで乗る、座って乗ってパドルを使う、うつ伏せで乗る、サポートを受ける、波の乗り方、板のセレクトひとつにしても全然みんなやり方が違うのもパラサーフィンの魅力です。

 

このプロジェクトは、昨年オープンした静波サーフスタジアムにて、一般社団法人ユニバ一般社団法人日本パラサーフィン協会(JASO)、ジャパンアダプティブサーフィンチーム(JAST)、サーファーズケアコミュニティNami-nications が共催で行う、日本初のパラサーフィンイベント。

 

今回は、パラサーフィンを体験したことがない方への体験会の開催と、競技大会「 Japan Para Surfing Contest 1st 」を同日開催。大会の様子はYouTubeで同時配信された。

 

また人工波でのパラサーフィンの大会は初の試み。 当日は検温などの感染対策も整えつつ、500名以上の来場者が訪れ、大盛り上がりとなった。

 

大会では、障がいの内容で6クラス(立てる人の2クラス(腕、足の障がいで別れる)/膝立ち/腹ばい(テイクオフの際の補助の有無)/視覚障がい)に分かれて競われた。

 

 

大会後には、テーマソング「Let You Release」を歌う東田トモヒロがライブを行い会場を盛り上げ、また、世界の舞台を経験したオールジャンルの日本代表グループ【オールオールジャパン】アンバサダーとして、2020東京オリンピックパラ競泳メダリストの富田宇宙が視覚障がいクラスで初参戦。

 

アーティストティックスイミング(シンクロ)銀メダリストの川嶋奈緒子、パラサーフィン日本代表の藤原智貴らとともにトークイベントも開催され、実際に各々が獲得したメダルを披露。

 

最後にエキシビジョンとして、ショート、ロング、SUPと乗りこなす三刀流プロサーファー井上鷹が、妹の井上楓、桜とともに3種類のボードを変わるがる変えながら多彩な技を披露した。

 

中でも日本ではあまり見ることの少ない、ひとつの波をシェアして乗りこなす【パーティウェイブ】を披露し、来場客からは感嘆の声が響いた。 当日は雨予報を覆す快晴のもと、大きなアクシデントもなく初の人工波での大会は大盛況で幕を閉じた。

 

 

東田トモヒロさん、井上鷹さん&楓さん&桜さん、パラサーファーの伊藤健史郎さん、小林征郁さんらからのコメントは要必見です!

 

 

https://camp-fire.jp/projects/view/569367