伝統のサーフィン大会「第55回マーボーロイヤルKJカップ」の模様を収録したドキュメンタリー映像公開

湘南辻堂海岸にて、日本におけるサーフィン文化の発展と技術向上のためにスタートしたサーフィンコンテスト「マーボーロイヤル カップ 」。その第55回記念大会が2022年7月3日㈰ 、盛大に開催された。

 

今回は今年の3月に亡くなったドジ井坂さんの追悼セレモニーも行われ、多くの人が会場に集まった。

 

毎回「マーボーロイヤルKJカップ」を撮影されている映像作家の近藤克己氏によるドキュメンタリー映像が完成。今回も48分余りの長編大作となっており、多くの方達のインタビュー映像など見どころ満載なので是非、最後までご覧いただきたい。

 

 

 

 

このイベントはサーフディビジョンに加えて、SUP、ドッグサーフィン、「DA CLASSIC MOMENTS」の4つの部門で構成。その中でも目玉は、用意されたリアル・ヴィンテージ・ボードに乗って出場する「DA CLASSIC MOMENTS」である。

 

各選手の使用ボードはヒート前に抽選で決定。約50年前に作られた重いシングルフィンで、リーシュコードもない大昔のスタイルで現代のサーファーたちが競い合うもの。

 

今回の使用ボードは、マーさん所有の100万もするというビンテージボードに入れ替え。そんな高価なボードを使用したサーファー達は「スピードが出て調子が良い」と絶賛していた。

 

 

日本のロングボード・シーンを支えてきたレジェンドサーファーであるマーボーこと小室正則さん

 

「今年が一番、スポンサーの人も応援してくれて。天気も良いし、波もそこそこある。全部が応援してくれた。とにかく人間、一生懸命やることだね。そうすればみんなが助けてくれる。それを初めて知ったよ。涙だね。」とマーさんがコメント。

 

「お神輿も出るし山車も出る。太鼓も呼んでいるから。とにかく華やかにお祭り。コロナで不景気な気持ちを元気にしてあげることはいいことでしょう。」

 

サーフィンをする人だけでなく、地域の人々も開催を楽しみにしている、楽しいお祭りイベント。来年も再び盛り上がりを見せてくれるだろう。

 

 

 

 

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