伝統のサーフィン大会「第54回マーボーロイヤルKJカップ」の模様を収録したドキュメンタリー映像公開

マーボーさんこと小室正則氏

湘南辻堂海岸にて、日本におけるサーフィン文化の発展と技術向上のためにスタートしたサーフィンコンテスト「マーボーロイヤル カップ 」。そのコロナ禍2年目となる第54回大会が2021年7月4日㈰ 、盛大に開催された。

 

その模様を収録したドキュメンタリー映像が完成したので紹介したい。この作品は、毎回「マーボーロイヤルKJカップ」を撮影されている映像作家の近藤克己氏によるもの。今回も43分余りの長編大作となっており、見どころ満載なので是非、最後までご覧いただきたい。

 

 

 

例年通りコンテストは、サーフディビジョンに加えて、SUP、ドッグサーフィンの4つの部門で開催。その中でもイベントの目玉は、用意されたリアル・ヴィンテージ・ボードに乗って出場する「DA CLASSIC MOMENTS」である。

 

各選手の使用ボードはヒート前に抽選で決定。約50年前の作られた重いシングルフィンで、リーシュコードもない大昔のスタイルで現代のサーファーたちが競い合うもの。

 

 

用意されたリアル・ヴィンテージ・ボード
マーボーさんこと小室正則氏

 

「今年はコロナ禍でお金の集まりが悪く、最後は自腹になってしまったけど、こんな素晴らしい試合ができて、雨の中でも多くの人が集まってくれて嬉しいね。自分のためじゃなく、プロのため、選手のためにやっている。来年は55周年だから盛大にやりたいね。この試合は自分が死ぬまでやるつもりでいるから。」とマーさんが熱いコメントをした。

 

来年はさらに盛大なイベントになって、盛り上がりを見せてくれるだろう。

 

◆プロクラス

男子
優勝:堀井 哲
2位:塚本 将也
3位:松山 欣則
4位:吉田 英司
5位:田沼 亮
6位:牧野 拓滋

女子
優勝:田岡 なつみ
2位:吉川 広夏
3位:櫻庭 志乃
4位:松永 直美
5位:嵯峨 明日香
6位:水口 朋香

◆レジェンドスペシャルプロ クラス

優勝:出川 三千男
2位:川井 幹雄
3位:小室 正則
4位:ドジ井坂(井坂 啓美)

◆レジェンドプロ クラス

優勝:辻島 司
2位:増田 昌章
3位:笈川 博志
4位:石塚 晃

 

大会の詳しい結果やイベントの詳細に関してはこちらをご覧ください。