クレイジーなコンディションにより、3ヒートのみで終了。WSL-QS5000「クルイ・プロ」大会2日目

巨大なセットが入る WSL / Tim Hain

クルイ、サウス・スマトラ/インドネシ ア(2022年6月12日日曜日)-南スマトラ・クルイのロング・レフトハンダー、ウジュン・ボカールにおいて開催されるWSL男女QS5000とプロジュニア・イベント「クルイ・プロ」は大会2日目。本日は猛烈なサンダースコールにより競技開始が遅れ、3ヒートのみで競技終了となった。

 

 

 

イベントがコールオンされると、わずか3ヒートで10~12フィートのウォッシュスルーセットが発生し、WSLイベントオフィシャルはイベントを中断、明日再度コールされることになった。

 

ブレイク・ネカ(AUS)WSL / Tim Hain

 

今日の第2ヒートでは、オーストラリアのブレイク・ネカ(AUS)が、今イベントで最も大きな波で、スーパーコミットしたバックサイド・カーブとスナップを連発。エクセレントな8.33をスコアして、これまでのイベントにおける最も高いシングルウェーブスコアを記録した。

 

 

「30分のヒートで時間に余裕があるのは分かっていたので、一本一本のライディングを最大限に生かしたかったんです」とネカは言った。「最初の波の後、アウトに戻るのに10分ほどかかり、そこに着くとすぐにもう1本が来て、それは良くなかったのですが、その波が3本目の波を掴むのに良い場所を提供してくれました。ヒート中、何本かマッシブな波が来たけど、ワイドにパドリングして祈るしかなかった感じですね」。

 

 

この日のオープニング・ヒートでは、オージーのジョシュア・ストレットン(AUS)とフィリピン代表のニール・サンチェス(PHL)が共にラウンドオブ64に進出した。

 

 

 

本日の第1ヒートとなったヒート13には大橋海人が登場。しかし波に乗らず、ライディングするも明らかに様子がおかしく敗退となった。後から自身の SNSでパドルアウト中にオニダルマオコゼに右手を刺されたと告白。「肩までパンパン、オコゼめ。めちゃいてーぞ。」と腫れ上がって腕を写してコメントした。

 

ヒート15で2位となった石井天使はラウンドアップ。野呂海利、萩田泰智は惜しくも敗退となった。

 

WSLオフィシャルは、現地時間8:00に再集合し、8:30にスタートする可能性があるため、再度コールを行う予定。

 

 

2022年のクルイ・プロは、6月11日から17日までウジュン・ボカールで開催される予定。www.worldsurfleague.com または無料のWSLアプリでライブ視聴できます。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2022/qs/32/krui-pro/