現地時間2022年1月13日(木)昨年はUSオープンで優勝するなど、カリフォルニアの新世代サーファーの中でも最も輝いていた一人、ケイトリン・シマーズが2022年のCT出場を辞退したことをWSLが発表した。
シマーズはWSLに次のように語っている。「CTに出場することは最終的な目標ですが、2022年の出場を辞退します。そのチャレンジに立ち向かえるように、より精神的にも肉体的にも準備するために、サーフィン、家族や友人との時間、学校などに取り組みたいと思います。応援してくれた皆さん、ありがとうございました。」
カリフォルニアのケイトリン・シマーズは、2022年のチャンピオンシップ・ツアーの出場権を獲得していたが、個人的な理由で出場を見送った。
モリー・ピックラム(19歳)は、「ROXY Pro France」と「Sydney Surf Pro」で5位に入賞し、厳しいコンディションの中で安定したパフォーマンスを見せ、2021年のチャレンジャー・シリーズをランク8位で終え、惜しくもCT入りを逃していた。
今回のケイトリン・シマーズCT出場を辞退したことを受け、繰り上がりでオーストラリアのモリー・ピックラムの出場が決まった。
「2022年にCTに出場する機会を得られたことに、とても興奮しています。クオリファイは私にとって次のステップであり、このためにチームと私は一生懸命頑張ってきました。準備は万端で、数週間後のハワイでのスタートが待ち遠しいです。
「ケイティのキャリアが最高のものになることを祈っています。彼女は素晴らしいサーファーであり、私たちが何年も一緒にツアーをすることは間違いありません」とピックラムがコメント。「彼女は素晴らしいサーファーですから、間違いなく何年も一緒にツアーに参加することになるでしょう」
ピックラムは、元CTサーファーでコーチのグレン・ホールとタッグを組んで試合に挑んでおり、非常に優れた競争戦略を持っている。
彼女は、ニュー・サウス・ウェールズ州セントラル・コースト出身。セントラル・コーストは、エイドリアン・バカン、マット・ウィルキンソン、ウェイド・カーマイケルなど多くのCTサーファーを輩出してきた影響力のある地域である。
ピックラムは、先日ノースショアで開催されたハレイワ・チャレンジャーでもクオーターファイナルに進出しており、今後はハワイに戻ってCT開幕戦である「Billabong Pro Pipeline」の大舞台でルーキーイヤーをスタートさせることになる。
Billabong Pro Pipelineのウェイティング期間は、1月29日からスタートする。