JPSA ロングボード第4戦 「クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロ」開幕。浜瀬海が圧巻の演技

写真、リポート:山本貞彦  JPSA ロングボード第4戦 「クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロ」は湘南の茅ヶ崎海岸で今日から2日間の日程で開催。ロングボードツアーは前回の第3戦の千倉から3ヶ月ぶりとなる。

 

 

本日は男子、女子のR-1を行う予定だったが、女子のR-1H-3でコンデイション不良のためコンテストは終了。残りのヒートは明日へ持ち越しとなった。

 

井上楓
ユージン・ティール

 

今日の会場は晴れ。朝一の波はスネ。潮が引き出すとヒザの波が割れ始めたが、波数は少ない。なので、セットを掴んだもの勝ち。潮が上げ込んでくると沖は割れず、今度はインサイドでの波の取り合い。試合は相手選手だけでなく、波との戦いとなった。

 

 

尾頭 信弘
西口 京佑
堀井 哲

 

今シーズンのプロトライアル2戦は全て終了しているが、今回のR-1にアマチュアがクレジットされている。それはローカルAMシード(久保 博崇、山田 智子)と年間のAMシード(酒井 達矢、篠塚 昇、木村 雅彦、櫻庭 志乃)の選手たちだ。このR-1を勝ち上がれば、公認プロ資格が獲得できる。

 

その厳しいプロとの戦いで、唯一、合格を決めたのが男子ローカルAMシードの久保 博崇。残りの選手は残念ながら、全員敗退となった。あとは明日、出場予定のAMシードの櫻庭 志乃がチャンスを残す。

 

公認プロ資格獲得者 男子:久保 博崇

ハングテンを決めた久保

 

 

久保 博崇は、9月に行われた「ロングボード茅ケ崎カップ2021」において、スペシャルクラスで優勝してワイルドカードを獲得して今大会に出場。「たくさんの方に応援していただいて、結果が今日出せたかなと思う。」と喜びのコメント。

 

森大騎
塚本将也
吉川広夏

今大会はJPSAロングボードツアーのカレントリーダーである井上鷹、田岡なつみがWSLのロングボードツアーに出場のために欠場。男子は井上を追いかける森 大騎、塚本 将也。女子は吉川広夏らにチャンスとなる大会。この3人は順当に勝ち上がって明日へ繋いだ。

 

男子の注目は、2019年のディフェンディング・チャンピオンの浜瀬海。久々のJPSAの試合となるが、果たして、台風の目となるか。

 

 

浜瀬海

JPSAのツアーにも久々の出場となるも、貫禄のラウンドアップ。今日のトータルハイエスト14.75ポイント。さらにシングルハイエストの8.75ポイントとダントツ、ぶっち切りの強さ。

波が厳しい中でも、流れるようなスムーズなサーフィン。さらにスタイリッシュになって、洗練された演技を魅せた。

 

吉川広夏

波へのアプローチが上手い。一人、攻めてるところが違った。インサイドでも波のパワーを十分に引き出して演技ができるところが凄い。

非常事態宣言が解除となっても、感染対策は怠らず。事前の抗原検査に加え、検温、PCR検査と徹底した管理の元、大会が運営されている。

この大会も無観客試合となり、選手エリアは囲われている。

 

 

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JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第4戦

クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ

期  日/
10月6日(水) ~ 10月7日(木) 予備日:8日
会  場/
神奈川県茅ヶ崎市 茅ヶ崎パーク(ヘッドランドビーチ)