中塩佳那が級別4連覇。松原渚生が級別初優勝。第38回全日本級別サーフィン選手権大会リポート。

1,2級クラスで優勝した中塩佳那と松原渚生

写真、リポート:山本貞彦 第38回 全日本級別サーフィン選手権大会(2021)は7/9から11の日程で福島県いわき市四倉海岸で開催。昨年はコロナ禍で中止となったものの、今年は新型コロナウィルス感染症予防対策として、無観客試合として行われた。

 

会場には選手と事前に申請を出した同伴者1名のみが入場できる。会場は全てロープで仕切られ、入場ゲートで検温と問診票(2週間前より検温が必要)の提出を行い、問診票確認者の印として、リストバンドを付ける。

 

さらに、今大会は3日間開催であるものの、各クラスを1日開催で限定して表彰式まで行い、少しでも他のクラスが交わらないように工夫された。

 

また、競技ルール説明などは全てオンラインでおこなわれ、開会式、閉会式、さらに試合のライブ&スコアと結果発表は、全てネット配信にて対応と徹底して対策が行われた。https://www.youtube.com/user/NSAsurf

 

ショートボード/メン1,2級 優勝:松原 渚生
ショートボード/メン1,2級 2位:石川 拳大 (学連:メン)
ショートボード/メン1,2級 3位:休場 匠 (湘南茅ケ崎:ジュニア)
ショートボード/メン1,2級 4位: 渡邉 壱孔 (千葉銚子:ボーイズ)

 

 

この大会はNSA(日本サーフィン連盟)により級認定された正会員・オープン会員により、各クラス別に行われる大会。その元となるサーフィン検定は全国の支部で行われていて、種目はショートボード、ロングボード、ボディボードで1~5級の階級で分けて行う。

 

この検定は自分のサーフィンのレベルを把握してもらうことを目的としている。

 

サーフィン検定

 

この級別大会では各クラスのファイナリスト(1級保持者以外)に、現在取得している級から一つ級が昇級できる(自動認定手続きの資格が与えられる)仕組みになっている。

 

大会の級別クラス分けは下記の通り。

ショートボード/メン1,2級=キッズ、ボーイズ、ジュニア、メンクラスの1級、2級保持者

ショートボード/マスター 1,2級=シニア、マスター、グランドマスター、カフナクラスの1級、2級保持者

ショートボード/メン・マスター 3級=ショートボード男子全クラスの3級保持者

ショートボード/メン・マスター 4,5級=ショートボード男子全クラスの4級、5級保持者

ショートボード/ガールズ 1,2級=ガールズクラスの1級、2級保持者

ショートボード/ウィメン 1,2級=ウィメン、シニアウィメンクラスの1,2級保持者

ショートボード/ガールズ、ウィメン 3級=ショートボード女子全クラスの3級保持者

ショートボード/ガールズ、ウィメン 4,5級=ショートボード女子全クラスの4級、5級保持者

ロングボード/メン 1,2級=ロングボード男子全クラスの1,2級保持者

ロングボード/メン 3,4,5級=ロングボード男子全クラスの3級、4級、5級保持者

ロングボード/ウィメン=ロングボード女子全クラスの1級、2級、3級、4級、5級保持者

ボディボード/メン=ボディボードメンクラスの1級、2級、3級、4級、5級保持者

ボディボード/ウィメン 1,2級=ボディボードウィメンクラスの1,2級保持者

ボディボード/ウィメン 3,4,5級=ボディボードウィメンクラスの3級、4級、5級保持者

 

ショートボード/ガールズ 1,2級 優勝:中塩 佳那

 

大会の初日は胸サイズ。波は早いが、3日間通して腰腹、胸とコンスタントに波はあった。この四倉海岸は大きな駐車場もあり、海岸の砂浜も広く、素晴らしく綺麗な海岸。3バンクとっても十分、サーフィンが出来るコンテストにも対応できるビーチだ。

 

ショートボード/マスター 1,2級 優勝:酒井 正洋 (千葉東:シニア)

 

さて、NSAでは1ヒート15分。マキシマムウェーブは10本とプロの試合と違って、時間も乗れる本数も限られている。だから、ヒートでの組み立てがより大事になってくる。優先権もあるから、一度のミスが命取り。プロの試合と違って、シビアな戦いであった。

 

ショートボード/ウィメン 1,2級 優勝:清永 亜希子 (湘南茅ケ崎:Sウィメン)

普段、選手は年齢で区分けされていて戦うわけだが、この大会は年齢に関係なく級別で戦う。だから、同じ級ならキッズとメンとかが戦うこともあるわけで、大人だから勝てるといったもんでもなく、ガチンコ勝負。それはそれで面白い。

 

ショートボード/ガールズ、ウィメン 3級 優勝:髙橋 結奈 (千葉銚子:ガールズ)
ショートボード/ガールズ、ウィメン 4,5級 優勝:馬場 心 (静岡伊豆:ガールズ)

 

今大会では、1級、2級はもちろんのこと、3級以下でも才能ある選手が目白押し。特にキッズ、ボーイズ、ガールズクラスは格段に実力が上がっていた。これもオリンピック効果か。コロナ禍で大会も無かったことで、地道な練習が実を結んだと言えるだろう。

 

ボディボード/ウィメン 1,2級 優勝:我孫子 咲良 (湘南西:BBウィメン)
ロングボード/メン 1,2級 優勝:石田 直樹 (千葉銚子:LBメン)

 

 

中塩 佳那
2020年は大会がなかったものの、級別はこれで4連覇。全日本でも3連覇と負け無しの絶対王者。

松岡 亜音
レールワークも上手くなって、バックサイドの切れ味抜群。これは武器になる。

松原 渚生
冷静に波を読んで、ヒートの組み立ても文句なし。コンペに対しての取り組みも格段に上達している。

石川 拳大
波を追い求めて右に左に、他の選手を翻弄。マイペースな戦い方は、試合巧者である

武川 慎
先日の千葉千倉のJPSAで公認プロ資格を獲得したばかりの武川慎。アマの中では突出したスキルを魅せるが、今回は2位でフィニッシュ。

 

会場にはチェックを受けたものしか入れない。

会場はロープで仕切られ、選手、スタッフしか入れない。

駐車場も大きく、シャワーも完備。

大村奈央
現在、選手会が無いので、各選手へ希望、質問等を聴取。選手の意見をまとめて、運営が良くなるように奮闘中。

大村奈央、平野海童
ネット配信の方で、MCと解説を担当。

渡辺広樹、小野嘉夫
JPSAだけでなく、NSAでもジャッジとして参加。

 

ショートボード/メン1,2級
優勝:松原 渚生 (千葉西:ジュニア)
2位:石川 拳大 (学連:メン)
3位:休場 匠 (湘南茅ケ崎:ジュニア)
4位: 渡邉 壱孔 (千葉銚子:ボーイズ)

ショートボード/マスター 1,2級
優勝:酒井 正洋 (千葉東:シニア)
2位:大江 良太 (茨城北:シニア)
3位:木村 圭佑 (福島:シニア)
4位:村上 英令 (宮城仙台:マスター)

ショートボード/メン・マスター 3級
優勝:福井滉東 (千葉東:メン)
2位:川畑 永芯 (宮崎:ボーイズ)
3位:石舘 太郎 (岩手:メン)
4位:今福 カレン (横浜:ボーイズ)

ショートボード/メン・マスター 4,5級
優勝:石山 汰一 (千葉東:キッズ)
2位:中鉢 心人 ( 湘南茅ケ崎:ボーイズ)
3位:島崎 凌 (静岡伊豆:メン)
4位:菊地 汰士 (宮城仙台:キッズ)

ショートボード/ガールズ 1,2級
優勝:中塩 佳那 (山形:ガールズ)
2位:松岡 亜音 (千葉南:ガールズ)
3位:鈴木 莉珠 (千葉南:ガールズ)
4位:清水 心春 (熊本:ガールズ)

ショートボード/ウィメン 1,2級
優勝:清永 亜希子 (湘南茅ケ崎:Sウィメン)
2位:飯田 香織 (千葉銚子:Sウィメン)
3位:大庭 風美 (福岡:ウィメン)
4位:石田 真子 (千葉西:Sウィメン)

ショートボード/ガールズ、ウィメン 3級
優勝:髙橋 結奈 (千葉銚子:ガールズ)
2位:清水 ひなた (横浜:ガールズ)
3位:石井 有沙 (千葉南:ガールズ)
4位:伊東 葵 (岩手:ガールズ)

ショートボード/ガールズ、ウィメン 4,5級
優勝:馬場 心 (静岡伊豆:ガールズ)
2位:鍬野 杏瑞 (千葉西:ガールズ)
3位:行廣 唯波 (千葉銚子:ガールズ)
4位:濱口 菜摘 (千葉西:ウィメン)

ロングボード/メン 1,2級
優勝:石田 直樹 (千葉銚子:LBメン)
2位:武川 慎 (徳島:LBメン)
3位:堀井 創 (湘南藤沢:LBメン)
4位:今井 康平 (湘南藤沢:LBメン)

ロングボード/メン 3,4,5級
優勝:平田 拓海 (学連:LBメン)
2位:武田 真一 (宮城仙台:LBメン)
3位:渡邉 岳 (北海道:LBメン)
4位:廣田 海人 (新潟1区:LBメン)

ロングボード/ウィメン
優勝:北村 亜希子 (千葉銚子:LBウィメン)
2位:叶多 和子 (福島:LBウィメン)
3位:石井 志延 (静岡2区:LBウィメン)
4位:川崎 智子 (静岡3区:LBウィメン)

ボディボード/メン
優勝:榎戸 崇人 (千葉東:BBメン)
2位:蛭間 拓斗 (千葉東:BBメン)
3位:加藤 優来 (湘南茅ケ崎:BBメン)
4位:岡 英樹 (群馬:BBメン)

ボディボード/ウィメン 1,2級
優勝:我孫子 咲良 (湘南西:BBウィメン)
2位:大木 咲桜 (湘南鎌倉:BBウィメン)
3位:安見 春香 (千葉東:BBウィメン)
4位:下地 ケイト (湘南藤沢:BBウィメン)

ボディボード/ウィメン 3,4,5級
優勝:鵜澤 百亜菜 (千葉東:BBウィメン)
2位:我孫子 牧美 (湘南西:BBウィメン)
3位:國武 寧々花 (愛知:BBウィメン)
4位:西澤 琴野 (デフ:BBウィメン)

ベストライディング賞
ロングボード/メン 3,4,5級
平田拓海 (学連:LBメン)

敢闘賞
ショートボード/ガールズ、ウィメン 3級
後藤夏子 (東京:ウィメン)

いわき市長賞
ショートメン 1st , 2nd
松原 渚生 (千葉西:ジュニア)