SFJで事務局長を務める、石川拳大がドキュメンタリー映画『OCEANTREE』の第二弾の製作を発表

日本の海岸環境の保護を目的とした、国際環境NGOサーフライダー・ファウンデーション・ジャパ ン(神奈川県藤沢市辻堂、以下SFJ)で事務局長を務める、社会人アスリート・サーファー石川拳大 (27) が、サーフィンの原点である「アライア(木製サーフボード)」を題材にサステナブルな暮らしを発信すべく、ドキュメンタリー映画『OCEANTREE ~ The Jorney of Essence ~』第二弾を制作することを発表した。

 

地球規模の循環をアライアと共に映像として可視化しながら、 OCEANTREEプロジェクトとして表現する。

 

 

第一弾を発表した2017年から4年ぶりとなる本作では、今から1200年以上も前の平安京を築くために繁栄した京都市京北地域の山で採れた杉の木で、堤淺吉漆店4代目となる堤 卓也氏と共に 「漆(うるし)アライア」を制作する。

 

 

杉の良材の産地として知られ、 古代より水運を利用した京都の重要な木材供給地であった京都市京北

 

平安時代から日本の文化を支えてきたこの山で、サーフボードが制作されるのは歴史上初の事。そして、最後には京都の北部に位置する日本海の波を滑りおりる。

 

たった1本の遊び道具は「山・里・川・海」の大きな循環と繋がりを表す。私たち 日本人が大切にしてきた『地産地消の文化とサステナブルな暮らし』を、サーフィンを通じて国内 はもちろん世界に向けて発信をする。

 

本作は2022年春に一般公開を予定しており、映画公開までの情報はOCEANTREEプロジェクト公式サイトやSNSで配信予定。

 

 

石川拳大

 

このOCEANTREEとは、2017年に当時大学4年生の石川とカメラマンの八神鷹也が卒業制作として、「自然と共に生きる こと」をテーマに掲げたプロジェクト。

 

サーフィンをもっと深く理解したい想いからその原点に立ち返り、サーフボードの原点である「アライア(木製サーフボード)」と共に学生2人が旅に出た。

 

サーフィン原点回帰の旅は、いつしか若者2人がこれからの人生を本気で考えるための「本質探しの旅」へとなった。自ら作り出したアライアで波に乗り、目の前にあるモノ・人・自然など全てが『当たり前』の存在ではないと感じた。

 

新しいモノがすぐに手に入るこの時代に、全ての人が全ての存在に改めて感謝の気持ちを持てたら、そこにはきっと『皆が幸せ』と感じる世界があるのではないか。そんな大きな想いをサーフィンを通じて、映画として共有する。

 

今回の第2弾の作品も素晴らしい作品になるに違いない。活躍の場を広げる石川拳大の今後に期待したい。

 

 

[公式サイト] https://oceantree.thedayswater.com/
https://www.instagram.com/oceantree.project/