大井松田ICより車で約10分の場所に人工サーフィン施設が計画されていることが分かった。これは、富士山一望できる丘陵地の自然をいかしてつくられた現在休館中の「いこいの村あしがら」のあとに、新たに人工サーフィン施設を目玉とした遊興施設を整備する計画だ。
このサーフィン施設を運営するのは、神戸の中心地より車で約20分の場所に位置する、日本唯一の人工サーフィン施設 「KOBE-REYES」を運営する「レスポンスエンジニア」。
計画では、2023年4月までに「いこいの村」にオートキャンプ場やバーベキュー場などを設置して宿泊施設を再開予定で、人工サーフィン場は今年7月のオープンを目指し、現在は着工準備中。
今回「いこいの村あしがら」自体が「レスポンスエンジニア」に譲渡されるかたちとなり、本館(温泉・サウナ・他)が一体運営となる。
まさに人工サーフィン場を目玉にした「SURF HOTEL」といっても過言ではない施設となる予定で施設名は「la reyes 湘南」(「ラ・レイエス )。
施設規模は神戸と比べ、ホテルと共同の施設となるため大きな施設となる。サーフィンプールとしても110%程度大きいものになる予定だ。
また、造波装置は神戸とは違い、新たに特許取得登録済みの新型を採用。波のサイズも波質も神戸のものとは変わる。
新型造波装置は、重力を利用したもので、近年エスカレートしているウェイブプールの建設費の高騰を考慮し、安価で環境に優しい、低エネルギー設計。
神戸の波は、ボトムがリーフブレイクのような設計で、サイズこそ小振りであるが、テイクオフ・ポジションはコンパクトに掘れて、そこそこパワーもある。今回の波は、サイズも波質もアップする予定なので、一般公開が待ち遠しい。
サーフメディアでは、こちらのサーフィン施設の情報もアップデートしていく予定なのでお楽しみに。