
アボカ・ビーチ、セントラル・コースト・ニューサウス・ウェールズ州/オーストラリア、2021年3月6日(土):3月2日(火)からアボカビーチで開催されているWSL-QS3000イベントである、Vissla NSWプロ・サーフ・シリーズ第4戦「Vissla セントラルコーストプロ」は大会5日目。
6フィートプラスのコンディションで、ハイシードラウンドが行われて4名のセミファイナリストが決定された。
男子では、ジェイコブ・ウィルコックス、カイアス・キング、マット・バンティング、リーフ・ヘイゼルウッドという勢いの有る4名がセミファイナルへ勝ち上がった。

昨年のVisslaセントラルコースト・プロチャンピオンであるマット・バンティングは、このアボカでの2連覇を目指していることを明らかにし、準決勝進出を決めた。バンティングはバックサイド・スナップとカービングを織り交ぜた多彩な技を披露し、イベント最終日へ勝ち残った。

リーフ・ヘイゼルウッドは、チャンピオンシップ・ツアーのライアン・カリナンを破る大活躍でこの日を締めくくった。

今回のイベントには、CTサーファーのジュリアン・ウィルソンなど注目のサーファーが多数出場するなか番狂わせが多発。R64から出場のジュリアンは、R32でまさかの敗退。


ベテランCTサーファーのエイドリアン・バカンもR32で敗れた。R16ではイーサン・ユーイングが敗れ、マンオンマンのQFでライアン・キャリナンが、QS初戦を制したリーフ・ヘイゼルウッドに敗退という波乱の展開となった。

女子では、2名のCTサーファー、サリー・フィッツギボンズとメイシー・キャラハン。そしてQS初戦を制したモリー・ピクラム、フレイア・プラムがセミファイナル進出。前回の優勝者であるインディア・ロビンソンとCTサーファーのイザベラ・ニコルスはQFで敗退。CTサーファーのキーリー・アンドリューもR16で敗退となった。


チャンピオンシップツアー・サーファーであるメイシー・キャラハンは、セントラルコーストのコンディションを最大限に利用し、前回のマッドメックス・マロウブラ・プロ・チャンピオンであるインディア・ロビンソンを下した。キャラハンはセミファイナルでメリンブラのフレイア・プラムと対戦する。

いよいよ明日がファイナルデイ。男女共チャンピオンが決定する。果たしてどんなどんなドラマが生まれるのか。ライブ中継も行われているので要チェックだ。
2021年Vissla NSWプロサーフシリーズイベントスケジュール
イベント1:グレート・レイクス・プロ、ブーメラン・ビーチ
2021年2月16日(火)~19日(金)
イベント2:ポート・スティーブンス・プロ、バーウビ・ビーチ
2021年2月21日(日)〜23日(火)
イベント3:マッドメックス・マロウブラ・プロ、マロウブラ・ビーチ
2021年2月26日(金)〜28日(日)
イベント4:Vissla セントラルコーストプロ、アボカビーチ
2021年3月2日(火)~7日(日)
https://www.worldsurfleague.com/events/2021/mqs/3648/vissla-central-coast-pro