2月16日(火)から18日(木)までの3日間、パシフィコ横浜DホールにてINTERSTYLEが開催され、150社が出展し、ブランド総数としては、370ブランドが各社ブースに並んだ。
緊急事態宣言のなか、3日間で全国各地より6,534人が来場。この数字は前年の14,281人に対し約半数の厳しい数字となった。開催報告書(業種別来場者数)
今回は、現在のコロナ禍において、密を避けられるレジャーとして注目度の高まっているFISHINGのゾーンを加え、SURF・SUP・SKATE・STYLE・SNOW・OUTDOOR・FISHING・PET・MIXUPの9つのゾーンで構成された。
昨年好評だったSHAPING SHOWが、会場の特設SURF SHAPE ROOMで行われた。前回参加した吉川拓哉氏、Ben Wei
今回の展示会は、マスクの着用・消毒・検温・ソーシャルディスタンスなど、徹底した新型コロナウイルス対策のうえ開催された。
コロナ禍での開催で規模は昨年の3分の2。少ない来場者をカバーするために今回は、インターネットによるライブ中継も行われ、出展者にも好評だった。ライブ配信のアーカイブはYouTubeチャンネルでチェックできる。
さらに、2月1日(月)から1ヶ月間に渡り「INTERSTYLEオンライン2021」というオンライン展を併催。今回は初の試みにもかかわらず、1ヶ月間の延べでUUが9,735、ページビューが70,122で無事終了することができた。
毎年出展しているメーカーの姿も少なかったが、サーフ系のメーカーは50社近くが出展。今回出展したハードグッズを取り扱う大手メーカーの人たちは、コロナ禍とはいえ、「昨年の緊急事態宣言明けは、売るものがないほど売れた」という声も聞こえるほどだった。
一方で、「ウエア関連は悪く、業界全体ではトントンではないか」と話す関係者の声も聞けた。サーフィンブームなのか判断しずらい部分ではあるが、とにかく海は平日でも波さえあれば異常なほど混雑していることは間違いない。
株式会社マニューバーラインが、CI Surfboards LLCと日本正規代理店契約を締結し、2021年1月1日より、チャネルアイランズサーフボードの取り扱いを開始。今回のインタースタイルで初お披露目となり、「Twin Pin」「Neckbeard 3」など今季の新モデルを発表。世界のトップブランドとして、日本でも他の追従を許さないほど、その存在感を高めている。
発売4年目となるミック・ファニング・ソフトボードは、表面をソフト素材で覆われたEPSのサーフボード。従来のスポンジボードと普通のサーフボードの中間に位置するもので、フィンも通常のものを使え、乗り味はよりサーフボードに近い。
今シーズンは、WSL×MF ソフトボード主催のシェイプコンテスト「Global Shaper Challenge」で見事グランプリに輝いた、日本人シェイパーである熊谷充功氏のモデル「KUMA FISH」が登場し、人気となっている。
今シーズンからサーフアクセサリーやバッグなどで人気の「DAKINE(ダカイン)」からウエットスーツが登場。マニューバーラインから販売がスタートし、カラーは全てブラックのみでコストパフォーマンスに優れた既製品での展開となる。
今年50周年を迎える、ワックスの定番となったSTICKYBUMPS (スティッキーバンプス)から、新しくSuper Sticky(スーパースティッキー)が発売。抜群のグリップ力と耐久性の理想的なバランスを誇る、新しい配合のサーフワックス。ベースコートの上に薄く塗るだけで、オリジナルワックスと比べて約5倍のグリップ力を長時間キープする。右側は80年代90年代頃の懐かしいパッケージの復刻版。
愛媛県立長浜高等学校水族館部と共同開発したクラゲ除けクリーム「JELLYS GUARD(ジェリーズガード)」から、日焼け止めのサンスクリーンタイプが新登場。spf50+ pa++++で2021年4月発売予定。
テントの生地などに採用されるターポリンという素材を使用し、サーファーには嬉しい防水性の高いバッグをリリースするストリームトレイルが登場。
1991年にはJPSAグランドチャンピオンに輝いた、日本のサーフィン業界のリーダーの1人である関野聡によって誕生したコアサーフギアブランド「TOOLS(TLS)トゥールス」が、元CTサーファーであるオーストラリアのマット・ウィルキンソンと、QSで活躍するハワイアンのジョシュ・モニ ーツの2名をTLSインターナショナルチームに迎えた。
また日本から世界を目指して戦う、仲村拓久未、川合美乃里をはじめ、田中透生、渡辺壱孔などのトップアスリートがTLSチームに新しく加わった。
水を溜めた時や濡れたウエットを入れて重くなった TLS WATER BOXを運ぶ際に便利なハンドルとして使用できる丈夫なハンガーが登場。取り付けも挿し込むだけの簡単装着。TLS WET HANGER にもピッタリ・フィット。
ありそうでなかった市販の 2Lペットボトルが2本収納可能なTLSのボトルケース。長さが変えられるストラップや前面にDリングが付属。トップのポケットの底面がメッシュになっており保冷剤を入れられ、保冷 / 保温に対応の優れもの。
1988年創立、オーストラリアを代表するサーフワックスブランド【Mrs Palmers(ミセスパーマーズ)】オリジナルWAX「ULTRA STICKY」は、BASE・COLD・ COOL・WARM・TROPICALと水温に合わせて配合されたベーシックワックスに加え、さらなるパフォーマンスを求める方向けのCOMP WAX(COMPETITION FORMULA)、SOFTBOARD専用WAXがラインナップ。
バラバラになりがちなフィンをひとまとめにできる画期的なラバー製のFIN BANDがTLSから登場。
TLS BB FINからAPB世界チャンピオンに輝いた大原沙莉のシグネイチャーモデルが登場。ピンク色部にハードブレイドを起用して、脚力の弱い女子でも推進力をMAXスピードに引き上げることができる。
日本代表の水泳選手の多くが練習に使用しているという大人気のDMCフィン。その中でもボディサーフィン世界チャンピオンのドン・マクレディによるデザインで他のスイムフィンよりも少ない水抵抗で最大スピードを実現する「リペラーフィン」と「エリートフィン」に、太陽光でフィンの色が変わるUVシリーズの新色が登場。夏には金色のゴールド・メダリストシリーズも発売される。
世界初のサーフブーメラン「SURFER DUDES」。海のエネルギーを使って、みんなで楽しく遊べるビーチトーイ。海に投げ入れると、波に乗って戻ってくる。電池などを使用せずに無期限に使えるエコグッズ。
五十嵐カノアをはじめ、オーウェン&タイラー・ライトといったトッププロサーファーたちが使用することでも知られるサーフアクセサリーの世界的ブランドである「オーシャン&アース(Ocean and Earth)」。上段のセンターが人気の「カノア五十嵐シグネチャーテールパッド 」。
オーシャン&アースから「SLIMLINE ワンピースリーシュコード」新登場。カフの幅と重量を劇的に削減するように設計。新しい 6mm スイベル、洗練されたストラップとスリムラインレールセーバーにより、超軽量のパフォーマンスが実現した。
カリフォルニアで人気の砂浜も走れるファット・バイク。今回のインタースタイルでBUGGS BIKEが出展。ビーチクルーザーやファットバイクのほか、電動アシスト付ファットバイクや電動アシスト付マウンテンバイクなど注目を集めていた。千葉一宮のchibafornia cycleでも販売。
オーストラリアで誕生し、30年以上のキャリアを誇る、信頼のサーフアクセサリーブランド「CREATURES OF LEISURE」が、世界チャンピオンのイタロ・フェレイラと契約。彼のシグネチャーモデルも発売となった。
今やフィンシステムのパイオニアとして、アメリカ、オーストラリア、日本を中心に飛躍的にシェアを拡大しているfutures.から、ロブ・マチャドによってデザインされたピボット型テンプレートが登場。キールフィンをトライフィン設定でデザインした、FIREWIRE GLAZER専用モデル。広いベースに緩やかなレイクアングルとfutures.V2フォイルの完璧な組み合わせが、波のポケットで理想的なパフォーマンスへと導いてくれる。
陸上でSUP感覚を体感できるをコンセプトに日本で初めて誕生したバランスボード「LAND SUP」。木の優しさを感じながら、ヨガ、ピラティス、体幹トレーニングで、コアやインナーマッスルを鍛えるバランス・トレーニングボード。代官山にあるスタジオでは「LAND SUP」を使ったレッスンも行っている。
ひときわ目を引くオシャレなテント。パリ発ライフスタイルブランド、LA TENTE ISLAISE (ラ・タント・イレーズ)。
普通自動車免許だけで乗れるエコな電気自動車EV-TUK TUK(EV-トゥクトゥク)。最高速度は40km/hでMAX3名まで乗車できる。こんなのに乗って海まで行けたら最高だな。車検不要、車庫証明不要で維持費もリーズナブル。
オフィシャルサイト http://www.interstyle.jp/