第2回ジャパンオープン最終日ハイライト映像公開。6名の波乗りジャパン確定からのオリンピック日本代表選考

波乗りジャパン 村上舜、松田詩野、都筑有夢路、大原洋人。©JAPAN OPEN OF SURFING

10月31日(土)から、千葉県一宮町釣ヶ崎海岸で行われていた「第2回ジャパンオープンオブサーフィン」が、11月3日(火・祝)に最終日を迎え、その熱い戦いのハイライト映像が男女別で公開になった。

 

 

男子は大原洋人、女子は前田マヒナが優勝し、サーフィン日本代表「波乗りジャパン/NAMINORI JAPAN」として、2021年5月8日~16日にエルサルバドルで開催予定の2021 ISAワールドサーフィンゲームスの出場資格を獲得。

 

そして、 男女6名の2021 ISAワールドサーフィンゲームス出場選手/サーフィン日本代表選手「波乗りジャパン」が確定。男子は昨年の宮崎大会と同じ顔ぶれ、女子は前回出場の松田と前田に加え、都筑有夢路が出場する。

 


<男子>
五十嵐 カノア/カリフォルニア出身/1997年10月1日生
大原 洋人/千葉県出身/1996年11月14日生
村上 舜/神奈川県出身/1997年3月3日生

<女子>
都筑 有夢路/埼玉県出身/2001年4月5日生
前田 マヒナ/ハワイ出身/1998年2月15日生
松田 詩野/神奈川県出身/2002年8月13日生
※敬称略・五十音順

 

 

オリンピック日本代表選考について

 

 

オリンピックには男女各20名が参加できる。
各国、最大で2名ずつ。


選出する優先順位は


1、2019年のWSLのCT

2、2021年のワールドサーフィンゲーム

3、2019年のワールドサーフィンゲーム

以上の条件で、男子は五十嵐カノアが、来年5月のISA世界選手権(開催地:エルサルバドル、2021年5月8日~16日)に出場することで確定となる。

 

 

男子は残り一枠。現段階でもう一人の内定は村上舜。しかし、もし2021年5月のISA世界選手権で、今回出場権を得た大原洋人が男子全体順位5位に入れば、村上の代わりに代表。ある意味で村上と大原は波乗りジャパン同士で最後の一枠を取り合うことになる。

 

女子は昨年の宮崎で獲得したアジア枠で、内定は松田詩野。2021年のISA世界選手権で都筑もしくは、今回出場が決まった前田マヒナのどちらかが女子全体順位7位に入れば、松田とその選手が代表になれる。

 

しかし、松田が敗れ、都筑と前田の2名がこの上位7名に入った場合、2021年のISAが優先されるため、その2名にオリンピック出場権が与えられる。一方で、都筑と前田の2名が7位までに入らなければ、日本の女子の出場枠は1名となり、松田詩野のみの出場となる。日本としては2枠を獲得したいところだ。

 

今後のオリンピック代表争いは、完全にこの6名に絞られた。

 

詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

https://surfmedia.jp/2020/02/22/olympic-2020/