カリフォルニア州ロサンゼルス(2020年10月18日日曜日)史上初となるエリートレベルのロングボード・コンペティション「The Cuervoサーフランチ・クラシック」が開催され、ジャスティン・クィンタルとソレイユ・エリコが優勝した。
Cuervo Surf Ranch Classicハイライト映像
この大会は、サーフランチ初のロングボーディング大会であり、初のナイト・コンペティションとなった。「このイベントのフォーカスは、ロングボードサーフィンのスタイルを賞賛することです」とWSLロングボード・ツアーディレクターのデボン・ハワードは言った。
These boards are 100% de agave.
Watch the @josecuervo Agave Session now, https://t.co/LEI0qqMS3x. pic.twitter.com/gVXa078EWG— World Surf League (@wsl) October 19, 2020
「ショートボードサーフィンとロングボードサーフィンを見ると、ボード以外にもかなりの違いがあります。それは波の乗り方とアプローチの仕方です。ショートボードサーフィンは非常にハイパフォーマンスです。ロングボードサーフィンには、より洗練された優雅さが含まれます。」
2018ロングボード世界チャンピオンのエリコはファイナルで2度のロングボード世界チャンピオンのホノルア・ブルームフィールドを合計得点16.30で14.26のブルームフィールドを下した。
「いま世界は多くのことを経験していて、私たちは皆苦労しています」とエリコは言った。 「今日は間違いなく自分を取り戻して、全てに感謝するきっかけになったと思います。私はとても幸せです。ノーズライディングはおそらく自分にとってロングボーディングの大好きな部分ですが、大きなカーヴィングをすることも大好きです。他では絶対にありえないフィーリングです。ここにいて、サーフィンというスポーツのロングボーダーになれたことにとても感謝しています。」
2019ロングボード世界チャンピオンのジャスティン・クィンタルは、男子ファイナルでケビン・スカヴァーナを下して優勝した。ファイナルではクィンタルが合計14.33のスコアを獲得し、スカヴァーナとの差は僅か1.43ポイント。クィンタルは準決勝でレジェンドのジョエル・チューダーも下した。またフロリダ出身の彼は、「アスレチック・ブリューイング・カンパニー・ライド・オブ・ザ・デイ」と「ホワイトクロー・タイムド・ノーズライド」でも勝利した。
個々の競技形式に加えて、クエルボ・サーフランチ・クラシックは、複数のスペシャル・コンテストも開催された。
アスレチック・ブリューイング・カンパニー・ムーブ・オブ・ザ・デイ:ジョエル・チューダー
アスレチック・ブリューイング・カンパニー・ライド・オブ・ザ・デイ:ジャスティン・クィンタル
ホワイトクロー・タイムド・ノーズライド:ジャスティン・クィンタル