5月14日に8都道府県(北海道、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都)を除く39県について緊急事態宣言が解除され、一般社団法人日本サーフィン連盟が声明を発表。
「8都道府県については今までと同様の取り組みを継続してください」とし、解除された地域に関しても、社会経済活動を段階的に再開する事となるが、継続した感染予防策が重要となるとした。
今週末の5月16日(土)から、サーフィン自粛が緩和されるエリアも見られるようだが、海沿いの駐車場の多くが閉鎖状態が続いている。少しずつではあるが全国的にサーフィン自粛緩和が広まっていくものと思われるが、8都道府県に含まれる湘南や千葉などは緊急事態宣言は解除されておらず、引き続き自粛を呼びかけている。
感染者数の減少傾向が見えるものの、まだ予断を許さない状況には変わりない。新型コロナウイルスを想定した「三つの密」の回避、それぞれの地域にあったガイドラインを守り、「新しい生活様式」のなかで新しいサーフィンライフを考えていこう。
サーフィンは野外で、海上で行うスポーツです。野外で海に入ることは、心身共に健康になり、免疫力も高くなると言われています。太陽の下で海水に浸かる事で、セラピー効果が期待できる健康維持に適したスポーツでもあります。
個人スポーツとしてのサーフィンは、密閉も密集も密接もほぼ無いことから、「三つの密」には値しないと考えます。ただし、新型コロナウイルス感染症対策においては、移動にともなう立寄り、海岸や駐車場で海に入る前、入った後などでの集まりなどは、「三つの密」に値します。
新型コロナウイルスを想定して「三つの密」の回避を守り、感染防止策を取ってください。サーフィンにおいても以下のような「新しい生活様式」の実践例を取り組んで下さい。
- 個人、少人数で海に行く。
- 海岸や駐車場などで集まらず、着替えて速やかに海に入る。
- 海から上がったら、着替えて速やかに帰る。
- 陸にいる時はマスクを着用、こまめに手洗い消毒をする。
- 混んでいる海、混んでいる時間帯は避ける。
- 海の中でもお互いに十分な距離をとる。
- 握手などのコミュニケーションは避ける。
- 移動の際は立ち寄らずに真っ直ぐ帰宅する。
など
今後も、日本政府の発表、都道府県、市町村からの指示を必ず守って下さい。サーフポイントごとに置かれている状況は違っています。地元住民への配慮は重要です。地元地域から出されているルールに従ってください。
回復の兆しはありますが、未だに予断を許さない状況です。不要不急の都道府県をまたいでの移動はやめましょう。多くのサーフポイント、観光地の駐車場は閉鎖されている所が多く、受入れ拒否の指示が出ていることを良く理解して下さい。
感染防止の対策が進めば、社会的に野外での活動がもっと容認されるようになるでしょう。とはいえ、各支部、サーフポイントごとに、それぞれの地域にあったガイドラインがあります。それらを踏まえた上で、どの様にサーフィンをやっていくのかを考え、感染防止を前提とした新たな生活様式、ライフスタイルを実行していただきたいと思います。
感染防止策を講じてコロナウイルスに打ち勝ちましょう。少しでも早く通常の生活を取り戻すために、努力を継続していきましょう。
より抜粋。