ニュースで多くのサーファーで混雑する映像や、ビーチで大勢で遊ぶ姿が取り上げられ、 そのことが問題視され、例年、大勢の人が移動するゴールデンウィークを前に、神奈川県が海への来訪自粛を要請。海岸立ち入り自粛を求める看板が設置され、全国各地で次々と対策が始まっている。
千葉県のオリンピック会場となっている一宮周辺では、新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言が発令されたことに伴い、海岸駐車場を封鎖しサーフィンを目的とした来訪者へ自粛要請を行ったが、一宮海岸周辺町道には迷惑路上駐車が多く見られるため、一宮海岸周辺の町道を本日4月24日(金)午後から通行止めにした。これは6月末まで続く予定である。
「GWを迎えるに当って、来訪者抑制策の第1弾として、県道飯岡一宮線から、一宮海岸にアクセスする町道を、4月24日夕刻から閉鎖します。あわせて、路上駐車をさせないためのパトロールを強化します。週末の状況をこれで見極めます。
これでもなお外部からの過剰な海岸利用がみられるようでしたら、第2弾として、神奈川県の諸自治体がめざしているような、全面的な海岸閉鎖を考えたいと思います。ここが大事な瀬戸際です。皆様、遠方からの一宮町来訪は、お控えください。どうかお願いいたします。」と一宮の馬淵町長は、SNSでコメント。
また本日、公益財団法人 日本ライフセービング協会、公益社団法人 日本カヌー連盟、一般社団法人 日本サーフィン連盟の3団体が連名で声明文を出した。
行動をすることで人が多く集まってしまえば、 感染拡大のリスクは高まります。 また長距離の移動が伴えば、 その移動中に様々な人と接触する機会も増えてしまいます。 これから気候も暖かくなり、 海に出かけたい気分になる人も多いかと思いますが、 みなさんのその行動が、感染拡大につながる行為であったり、 感染に対する不安を与えることにつながってしまいます。 感染予防のためにすべきことを、 今一度、海岸を利用する全てのみなさんとともに 考えて欲しいと願っております。http://www.nsa-surf.org/news/20200424/
この危機的状況である今を乗り越え、1日でも早く笑顔で海に行ける日が来ることを願い、Stay At Home。今年のゴールデンウィークは「命を守る STAY HOME週間」。