ミアウェザー・ビーチ、ニューカッスル・NSW/AUS(2020年3月8日日曜日)男女QS5000「サーフェスト・ニューカッスル・プロ」&「ドイル・パートナーズ・ウイメンズプロ」大会最終日。昨日の女子ファイナルに続き、本日は男子のファイナルまでが行われ、ジュリアン・ウィルソン(AUS)が優勝した。
ファイナルで、地元のミアウェザーのライアン・カリナン(AUS)と対戦したウィルソン。スタートからエクセレントをマークして終始ヒートをリードしたウィルソン。だがヒート終盤にカリナンが同点まで追いつく。しかし、あと一歩が詰め切れない。最後はカウントバックで、ヒートのベストウェイブ8.50を持っていたウィルソンが逃げ切り、マーク・リチャーズ・トロフィーを獲得した。
「最高に良い気分ですね。」とウィルソンは、いまのホームタウンとなった場所でタイトルを獲得することについて語った。 「このエリアのコミュニティには信じられないほど多くのサポートがあります。ライアンとファイナルをシェア出来て、優勝できたことは本当に特別なことです。この場所で彼の肩にどれほどのプレッシャーがかかっているかが理解できます。そんな中で勝利を収めることは本当に特別なことでした。」
惜しくも2位となったライアン・カリナン。セミファイナルでは圧倒的なサーフィンを見せ、地元ギャラリーの応援を味方につけてファイナルまで勝ち上がったが、優勝したジュリアンにあと一歩のところで敗れた。
「特にセミファイナルは、本当に良いサーフィンができた感じでしたね。すべてのヒートであのサーフィンがしたかったです。長い間ヒートをやってきましたが、その中でも最高のパフォーマンスの一つだったと思います。ホームタウンでの試合は、最も勝ちたいものですが、それは最も困難でもあるんです。
多くの人が勝ってほしいと願っているので、自分の肩には多くのプレッシャーがあるんです。」
また本日から注目のチャレンジャーシリーズ男女CS第1戦「シドニー・サーフ・プロ」の女子がスタート。今回のイベントには男子は稲葉玲王、大原洋人、村上舜が参戦。女子は都筑有夢路、前田マヒナ、脇田紗良、黒川日菜子、橋本恋、川合美乃里、野中美波、西元エミリーが参戦。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
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