ミアウェザー・ビーチ、ニューカッスル・NSW/AUS(2020年3月6日金曜日)男女QS5000「サーフェスト・ニューカッスル・プロ」&「ドイル・パートナーズ・ウイメンズプロ」大会5日目。
本日は朝のうち天候が回復するも午後は再び雨、2〜3フィートとサイズダウンするコンディションで男女共ラウンド4までが行われ、ベスト16が決定した。
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本日は、女子ではブロンテ・マコーレー(AUS)、イザベラ・ニコルズ(AUS)、ココ・ホー(HAW)が圧倒。男子ではイベントのトップシードであるジュリアン・ウィルソン(AUS)が、エクセレントの8.17 を7.60でバックアップしトータル15.77という本日の最高得点を叩き出した。
男子ラウンド4で稲葉玲王が、マルコ・ジョージ、チャーリー・キュビョーンと対戦。ヒートは、マルコ・ジョージが5.33をスコアしてリード。稲葉はランプを見つけ出して、高さのあるフォアハンドのエアリバースをメイク。5.60と思ったよりもスコアが伸びなかったが、トップに躍り出た。
その後も波を掴む稲葉だが、焦りからかミスも目立ちスコアが伸ばせない。ヒート終盤になりチャーリーが6.57をスコアしてトップに躍り出る。残り10分でマルコが5.73をスコアして逆転。3位と追い込まれる稲葉は、残り時間7分を切ってバックハンドでキレのあるリエントリーを決めるもスコアは3.63。
そして、残り3分で波を掴む稲葉。ニード3.98は出せないスコアではないが、またしても最後を決められずにワイプアウト。逆にチャーリーは2本目の6点台をスコアしてリードを広げる。ニードスコアは広がり、そのままヒート終了。日本男子最後の砦であった稲葉もここで撃沈。17位でフィニッシュとなった。
女子のラウンド4では、日本女子唯一の野中美波がポーリン・アドゥとモリー・ピックラムと対戦。しかし、二人がグッドスコアを2本揃える中、スコアを伸ばせない野中は惜しくもここで敗退。17位でフィニッシュとなった。
インドネシア人の父と日本人の母を持つハーフである和井田理央(IDN)は、ラウンド3で敗退となった。
これでニューカッスルの試合は日本人選手はファイナルデイを前に全員悔しい敗退となった。そして、3月8日からは会場をマンリーに会場を移し、注目のチャレンジャーシリーズ第1戦「シドニー・サーフ・プロ」がスタートする。
こちらには男子が稲葉玲王、大原洋人、村上舜が参戦。Alternateに安室丈、加藤嵐。女子は都筑有夢路、前田マヒナ、脇田紗良、黒川日菜子、橋本恋、川合美乃里、野中美波、西元エミリーが参戦。Alternateに西元ジュリ、大村奈央、松田詩野、馬庭彩。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
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