ニューカッスルNSW /オーストラリア、メレウェザービーチ(2020年3月2日、月曜日)オーストラリアのNSW州ニューカッスルのメレウェザー・ビーチで3月2日から8日まで、男女QS5000「サーフェスト・ニューカッスル・プロ」と「ドイル・パートナーズ・ウイメンズプロ」が行われる。
大会初日の本日、一気にサイズアップしたメレウェザー・ビーチは、パーフェクトな4−6フィートのバレルコンディション。近年稀に見る素晴らしいコンディションで、男子のラウンド1が行われ、QS5000に相応しい数々のバレルライドが披露されるハイレベルな戦いが繰り広げられた。
そんな中でH5の大音凛太は、オープニングライドで見事なバレルをメイク。5.83をスコアしてヒートを開始。バックアップを3.50として、トップでラウンドアップ。オーストラリア・ゴールドコーストから出場の相澤日向も2位で勝ち上がった。
H7ではカリフォルニアから出場の小林桂がビッグバレルをドギードアでメイクし、9.17というパーフェクトに近いスコアをメイク。見事1位でラウンドアップを決めた。
H10には今シーズンからメイン・スポンサーがオニールになった新井洋人が、チューブライドを披露してヒート中盤でトップに。更にヒート後半のコンビネーションサーフィンで3.90をスコアしてトップを維持。逆転されるも最後には再びロングバレルをメイクして4.83をスコアし2位でラウンドアップを決めた。
H22の村上舜と河谷佐助のヒートの頃になると風も弱まり、更にコンディションは上向く。頭を丸めて気合い十分なヘアースタイルで登場の村上舜。スタートからバックハンドでチャージを見せて、クリティカルなポジションでのクローズアウト・リエントリーをメイクしヒートをリードしていく。
後半3位を強いられる村上は、目の覚めるようなバックハンド・ターンで5.63をスコア。2位に浮上。さらにラストウェイブでは、ボビー・マルチネスを彷彿させる超高速バックハンド・トップターンとリエントリーのコンビネーションでエクセレントに迫る7.33をスコア。トップに躍り出て、そのままラウンドアップを決めた。
加藤嵐のヒートはバレル合戦となり、加藤もバレルからのトップターンのコンビネーションで4.60をスコア。トップに躍り出るも、後半に逆転されて4位へ。ヒート終盤にはバレルとシャープなオフザリップで5.93をスコアするも逆転ならず。3位で敗退となった。
インドネシアの和井田理央も1位でラウンドアップ。西慶司郎、野呂海利、古川海夕、山中海輝、安室丈、河谷佐助は惜しくもR1敗退となった。
男子ラウンド2では、H5大音凛太、H6稲葉玲王、H9新井洋人、H21大原洋人、H22村上舜。
明日女子のラウンド1がスタートとなれば、H3に西元エミリー、H10大村奈央、H11には今回のQS3000で5位と調子を上げている松田詩野、
ラウンド2からはH6野中美波、川合美乃里、H9黒川日菜子、H10橋本恋、ラウンド3からはH2前田マヒナと、今回のQS3000で9位となった脇田紗良が出場する。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3471/surfest-newcastle-pro
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