RIYUE BAY、Wanning / China(2020年1月6日、月曜日)–中国海南島、万寧市の日月湾に於いて、 WSL男女QS5000「コロナ・オープン・チャイナ hosted by Wanning」が開催。大会初日は、2〜4フィートのコンディションとなった日月湾のレフトハンダーで男子のラウンド1が行われた。女子はオフ。
Corona Open China – Day 1
今大会は日本から多くの選手がエントリー。トップバッターの田中大貴は2位でラウンドアップ。安室丈は3位を強いられるも、終了間際の大逆転でラウンドアップ。大橋海人はヒート後半トップに躍り出て、最後まで2位をキープするもヒート終盤に逆転されて3位で敗退となった。
大原洋人は、スタートから目の覚めるようなバックハンド・アタックで7.67をスコア。セカンドウェイブでも5.00をスコアしてヒートをリード。終盤にバックアップを7.33まで上げて、トータル15.00という圧倒的な強さで勝ち上がった。
「ここは中国での初めての経験で、日本とはまったく異なりますが、それでもアジアなので安心してやれてます」と大原は言った。 「スケジュールを見て、すごく、早いと思いました(笑)。昨年は上手くいかなかったので、今年はもっと早く動いて多くのポイントを早い段階で稼ぎたいと思いました。 5、6年前の映像を見て、とても楽しそうな波だったので、仲間との良い旅になると思いました。」
また4位を強いられた新井洋人は、ヒート後半にヒートのベストとなる6.13をスコアして2位に浮上。 しかし終盤に逆転されて3位を強いられた新井だったが、ラストウェイブで4.20をスコア。再び2位に浮上して2位で勝ち上がった。岡村晃友は4位で敗退。
そのほかに、8.00のエクセレントをスコアした村上舜、加藤嵐、西修司、小笠原由織、上山キアヌ久里朱、西慶次郎、大音凛太が1位通過。金澤呂偉、安井拓海、鈴木仁、稲葉玲王、西優司は2位でラウンドアップ。
都筑百斗、山中海輝、萩田泰智、三輪紘也、野呂海利、河谷佐助、古川海夕は惜しくも敗退。インドネシアの和井田理央は2位でアップ、カリフォルニアの小林桂は惜しくも敗退となった。
また本日は、CTクオリファイを目指す中国のコンペティターであるキ・ズー(CHN)が、メジャーWSL QSイベントでラウンドアップを決める歴史的な日となった。
「今とても嬉しく思います。WSLがここで大きな(QS)コンテストを開催したのは今回が初めてなので、とても興奮しています」とキ・ズー(CHN)が言った。 「私は自分の国を代表したいだけで、最初のヒートを勝ち上がれて良かったと感じています。 少しナーバスになっていましたが、コーチと話をして、自分が何をすべきかを教えてくれて上手くやれた感じです。 このような選手と戦うことで、より多くの経験ができて嬉しいです。今は16歳ですが、経験を積んでCTに参加したいので、ベストを尽くしたいと思います」とコメント。中国が新たな日本の脅威となる日もそう遠くはないのかもしれない。
イベントの主催者は、現地時間で午前6時45分にファーストコール、男子ラウンド2または女子のラウンド2のいずれかの開始を決定する。
女子が開始されれば、R1から野呂玲花、松田詩野、都築虹帆、川合美乃里、大村奈央、中塩佳那、野中美波、R2から前田マヒナ、黒川日菜子、橋本恋、都筑有夢路、脇田紗良が登場。
今回の「コロナ・オープン・チャイナ」では、今シーズンCT入りを決めた都筑有夢路をはじめ、女子選手に注目が集まっており、男子も稲葉、大原、村上舜など注目選手も参戦。今シーズンも更なる頂を目指して頑張れ!日本!
WSLオフィシャルサイト:https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3469/corona-open-china-hosted-by-wanning