世界チャンピオンの大原沙莉と日本チャンピオンの須田那月がNPO法人「サーフ アンド シー」設立

世界チャンピオンのプロボディボーダー大原沙莉と、JPSAグランドチャンピオンのプロサーファー須田那月が、理事を務めるNPO法人「サーフ アンド シー」が10月22日に設立された。代表理事にはwhitebuffaloでも代表を務める小池秀美氏。

 

NPO法人「サーフ アンド シー」は、「大好きな海とサーフィンの未来のために、いま私たちにできること」をテーマに、ビーチクリーンなど の「環境美化」、アップサイクルなどの「社会的取り組み」、「サーフィンの振興」といった活動を、さまざまな垣根を越えて広く進めていく。

 

 

これらの活動はもともと、日本初の「サーフィン女子世界大会」開催以来サーフィンに深く関わってきた「whitebuffalo」 により行われてきた社会活動で、今後はこの NPO 法人という公共的な新しい枠組みで本格的に拡大してゆきます。同時に、サーフィンの大会開催や振興、男女格差の解消、地位向上なども目指す。

 

大原沙莉

 

「千葉県・一宮町で育ち、子どもの頃と比べて、海岸(浜辺)の面積が減って来たことを今感じます。その影響もあり、波のクオリティが下がってしまったり、サーフタウンとしての変化などを感じています。

現役の私だから出来ることなど、NPO団体として考えて、懸命に取り組んで参ります!私には、環境のことなど細かい知識や経験がないからこそ、一緒に歩んで行ける仲間をたくさん増やして行きたいです!ボディボードは、昔に比べて世界へ出ていくことの壁が高くなっているので挑戦したい若手の育成にも力を注いで行きたいです!」

 

須田那月

 

「種子島で育ち、学生時代にウミガメの保護活動を通じて知ったことをきっかけに、より海の環境について考えることが多くありました。

今までSNSなどでは、海の環境など多くを発信してくることはありませんでしたが、これからは私も勉強しながら、海の環境について当たり前に知ってもらう為のきっかけ作りを担って行きたいと思います。

また、サーフィンが盛り上がり始めているからこそ、子ども達が夢を追いかけることが出来る様に競技環境を整えられる様に頑張って行きたいです。」

 

●代表理事/小池秀美

 

「一人でできることは小さくても、大勢が集まれば大きな力になる。環境のような 身近で大切な問題こそ、誰もが気軽に行動できるよう、楽しい活動の場を作っていきたいと思います。」

 

 

今後は、ビーチクリーンやアップサイクルなどの直接的なアクションをはじめ、 講演会やセミナー、 ワークショップ、 情報発信などを通して、 一人ひとりが、 できることを足元から考え実行できる機会と、 知恵と、 モチベーションを、 広く提供していく。

 

また東京2020から正式競技種目となったサーフィンは、 世界で活躍する女子プロサーファー&ボディボーダーとともに、日本での世界大会の開催や、さまざまなサポート活動を通して、 競技サーフィンの振興や支援の拡大、 男女格差の解消、 地位向上などを目指す。

 

そして、 各自治体・団体・企業様とも積極的に手を携えながら、 継続性(サスティナビリティ)と展開力(スケール)にこだわって、こうした活動を意欲的に推進していく。

 

今後の彼女たちを中心としたムーブメントに注目していきたい。詳しい活動などはホームページでご確認ください。

 

 

問い合わせ:info@surfandsea.org
サイト URL:https://www.surfandsea.org
Instagram: npo_surfandsea_