MURASAKI SHONAN OPEN「ロングボード・スタイルジャム」ネーザン・ストローム優勝、吉田泰2位

写真:山本貞彦 神奈川県藤沢市、鵠沼海岸(2019年7月13日土曜日)今年もMURASAKI SHONAN OPENのスペシャルコンテストとして、ロングボードの招待イベント「ロングボード・スタイルジャム」が開催。

デーンとジャレッド

 

国内トップクラスのロングボード・スタイルマスター達が集合。今年も海外からもビックネームが参戦。デーン・ピーターソン、ジャレッド・メル、ネーザン・ストロームという世界が注目する3名のサーファーが会場を沸かせた。

 

今回は瀬筒雄太のボードを借りて出場したネーザン。
20歳とは思えない玄人を唸らせる妙技を披露したネーザン・ストロームが見事優勝。
ラウンド1では大会最高得点9.00 を含むトータル16.67を叩き出したジャレッド。バックハンドのソウルアーチ。

 

MURASAKI SHONAN OPEN大会6日目。今日の会場は曇りで無風。波のサイズはモモ。潮が引きに向かうので8時までウェイティング。今日はこのまま波のサイズが上がらないと判断して、ショートボードの試合はデイオフ(レイデイ)。その代わりに予定通り「ロングボード・スタイルジャム」が開催された。

 

QFではデーン・ピーターソンとジャレッド・メルが対戦

 

このイベントはモダンなスタイルを重視したジャッジを採用し、各々のスタイルを魅せるイベント。9’0″”以上のボード・PU(ポリウレタンフォーム)ボードを使用した重めのボードのシングルフィン。サイドフィンプラグを使用しているボードはNG。

 

キックファイブを決めるデーン

 

ロータイドからハイタイドにかけて、鵠沼特有のロングに適した波がブレイク。国内トップクラスのロングボードライダー達と、デーン・ピーターソン、ジャレッド・メル、ネーザン・ストロームの3名は湘南の海で素晴らしいクラシック・スタイルを披露した。

 

世界レベルのロングボード・スタイルが湘南で観れるということで、多くの熱烈なファンが会場に集まった。

 

日本屈指のスタイルマスター瀬筒雄太。今回はMCとして参加。
ジャレッドのハングテン・ヒール

 

ハングファイブから、キックファイブ、そしてハングヒールからのリバース・ステップバック。素晴しい技のバリエーションを披露。

 

ブレイクする波を読みきったポジショニングでファイナル進出した吉田泰
セミファイナルまで勝ち上がった尾頭信弘。ネーザンに敗れて3位でフィニッシュ。

湘南が誇るノーズライディングの達人である清太郎。スタイル系のイベントでは常に上位入賞を果たすスタイルマスター。スイッチスタンスも披露。
6年連続でJPSAロングボード・グランドチャンピオンという日本記録を保持しているショーロクこと宮内謙至。今回も地元の慣れ親しんだ海で、ショーロク・スタイルを披露
昨年のチャンピオンの秋本祥平も2連覇をかけて挑んだが惜しくもクオーターファイナルで敗退。

森大騎
塚本将也

 

 

3度目の来日で見事優勝したネーザン・ストローム。

 

「2019 LONGBOARD STYLE JAM」

優勝:ネーザン・ストローム
2位:吉田泰
3位:ジャレッド・メル、尾頭信弘
5位:宮内謙至、デーン・ピーターソン、森大騎、秋本祥平

 

 

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ライブ中継はこちら。
http://www.worldsurfleague.jp/2019/shonan/