タフなコンディションが続く湘南 鵠沼で「MURASAKI SHONAN OPEN 2019」はR2のH11まで終了。

大場玲遥

写真、リポート:山本貞彦 2019年WSLジャパンツアーレッグのメンズ1,500イベント「MURASAKI SHONAN OPEN 2019」は、湘南 鵠沼海岸、松波地下道前ポイントで開催。

田中英義

 

大会4日目。会場の天候は曇りで、風は相変わらずの北東のオフ。波はヒザからモモは入るが、ブレイクの本数足りずで3度のウェイティング。

 

Irawan Asmoro(IND)

 

潮の上げ込みで、やっと11時15分からR-2の続きH-8からスタート。しかし、上げいっぱいに近づくとともに、沖からの波はブレイクせず。

 

田島鉄兵、田中英義

 

インサイドのみで波を取り合う戦いとなり、H-11が終わるとともにオンホールド。その後も3度のウェイティングで引きこみを待つも、ブレイクがまとまらずそのまま今日は終了。R-2 H-12からは順延となった。

Day 4 of 8 Highlights :: MURASAKI SHONAN OPEN 2019 supported by NISSAN CARAVAN

 

会場の正面はモモ、セットでコシの波をうまくつかめれば、ミドルでショルダーがなくなるもパンピングで繋いで、さらにインサイドでワンアクション。これがつかめればベストだが、本数がない。なので、左のインサイドの小さいながらも張る波を掴んで2アクション。

 

2位で勝ち上がった矢作紋乃丞

 

選手の作戦は左でアベレージを出して、正面へ移動か。正面でアベレージ叩き出して、インサイドの波でバックアップか。この選択でうまくはまったものが勝ち上がった。

 

小川幸男
最初に左で演技するも波の小ささに手こずり、作戦変更ですぐに正面に移動。ここできっちりアベレージを出し、そのあとは余裕の作戦遂行。レールも入ってメリハリある演技で、一枚上手でした。

大場玲遥
最初から左のインサイド狙い。ヒート開始すぐの演技で、2アクションに4.75ポイント。 他の選手は正面で陣取るから、一人で乗り放題。2本まとめてからは、正面に移動とこちらも作戦丸あたり。

田中英義
正面で「地蔵」になりかけたが、そこはスポンサーの冠大会。待って待ったセットを力まず、ミスなく、ソフトに繋いで5.75ポイント。これですぐさま左のインサイドへ走って移動。こちらはスピードをつけて技数入れた演技でバックアップを叩き出せば、1位でラウンドアップ。

三輪紘也
作戦はこだわらず?左に右に移動しながら、波に合わせた柔軟な演技で明日に繋いだ。

中塩裕貴
正面から左へ。体格がでかくなったことで、パワーサーフィンでハマれば問題ない。しかし、バックアップが揃えられずここで敗退。

小嶋海生
正面を選択。セットを掴むもミドルでタルクなって演技が中断。サーフィンはキレてたんだけど、点が伸びずここで敗退。

岩見天獅
あの天獅でも苦労する波。右往左往するも、最後まで乗り切って僅差でラウンドアップ。


Cooper Davies(AUS)
前半は全くタイミング合わずに乗れない。それでも後半に早い波ながら、前へ前へとうまく繋いで5.60ポイント。ワンターンで持ってくるから、スピード殺さず技も一つ多く入った。さすがです。

和氣匠太朗
今日も積極的に攻めてヒートをリード。このインサイドブレイクのレールの抜き具合、ボードコントロールも良かった。戦いながら、上手くなっているね。

R-2 H-11
このヒートになったら、正面は割れず。全員が左のインサイドに固まった。波待ち立って待つスタイル。。。 


Cooper Davies(AUS)の応援の相澤日向&フレンズ

南アフリカのQS10000「バリート・プロ pres. by O’Neill」に出場していた安室丈。昨年のディフェンディング・チャンピオンは湘南オープン出場のため帰国。マッサージで旅の疲れを癒す。

古川海夕、小笠原由織、三輪紘也西慶司郎

 

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