ジョン・ジョンがCT第6戦「コロナ・オープン J-Bay」を怪我で棄権。今シーズンの復帰は絶望的か。

 

現在、世界ランキング1位のジョン・ジョン・フローレンスが、7月9日から南アフリカのJベイで開催されるWSLチャンピオンシップツアー第6戦「コロナ・オープン J-Bay」を怪我のため棄権することを自身のSNSで発表した。

 

 

フローレンスは、前回のブラジル戦のヒート中に昨年と同じ膝をひねる怪我を負った。そのヒートには勝ったもののQFを棄権。その後の怪我の状態が心配されていたが、彼の右膝靭帯の損傷は、我々が思っていた以上に重傷で、今シーズンの復帰は難しいかもしれないと自身もコメントしている。

 

彼はSNSで「今年は試合を含め、それ以外でも凄く楽しい一年でした。でも残念なことにブラジルの最後に靭帯を損傷してしまったんです。Jベイは欠場することになって、今シーズンの残りのイベントも欠場になるかもしれないです。

 

手術を受けることにしたので、来年は100%で戻ってくるつもりです。僕はこの新しい冒険と自分が進んで行く道で学ぶであろう全てのことを受け入れて、楽しみたいと思っています。みんなのサポートに感謝します。ありがとう。」とコメントした。

 

 

 

昨年もシーズン半ばのバリ島で怪我を負い、そのままツアー離脱を余儀なくされたジョン・ジョン。今シーズンの開幕戦では、復活の狼煙を上げ、「ここに戻ってきて戦っているのは、再びワールドタイトルを獲得したいからです。昨年のメディーナの勝利を見て、カムバックしてもう一つのタイトルを獲得するためにベストを尽くしたいと思ったんです。」と絶好調なサーフィンを披露。シーズン前半をトップで折り返すところだった。ほぼほぼトップ10は確実と思われた彼にとっては、オリンピックの出場も見えていたはずだ。

 

しかし今回の怪我でジョン・ジョン・フローレンスは今年9月に宮崎で予定されているISAワールドサーフィンゲームスの出場も危ぶまれることとなった。と同時にこの時期の怪我がオリンピックへの道に大きな障害になることは誰もが容易に想像できること。とにかく1日も早く怪我を治し、元気な姿を見せてほしい。