稲葉玲王、河谷佐助がラウンド4進出。大原洋人と新井洋人も明日へ繋げる。GOTCHA ICHINOMIYA CHIBA OPEN

稲葉玲王

写真、リポート:山本貞彦 千葉県一宮町の釣ヶ先海岸(志田下)で開催中のWSL Men‘sQS6000、Women‘sQS1000、Super Kids Challenge「Ichinomiya Chiba Open」は大会3日目。

カム・リチャーズ

会場の波はサイズアップの胸肩、セットで頭から頭オーバー。天気は雨だが、風は北西のサイドオフ。サイズがあるということで、今日は女子は無し。男子のR-2のヒート9から24、さらにR-3に入り、ヒート6まで行うとコールされた。

フレデリコ・モライス

田嶋鉄兵

 

朝一は正面右もできたが、試合がスタートする時間には正面左にシフト。レフトもあるけど、ライトがメインのブレイク。サイズがあることで、バレルあり、マニューバーあり、エアーありと攻め手には困らない。ただワイドで早い波なので、選手のスキルの差が出る試合となった。

 

大原洋人と大橋海人 洋人はニューヘアスタイル!
大原洋人

 

R-2の残りで勝ち上がった日本人選手は安室丈、大原洋人、新井洋人のみ。

一方で、須田喬士郎、仲村拓久未、村田嵐、森友ニ、田嶋鉄兵、村上舜、塚本勇太、加藤嵐、大野修聖が姿を消した。

 

8.40 と7.00をたたき出しトータル15.40という高得点をたたき出した稲葉玲王

続けてR-3の勝ち上がりは稲葉玲王、河谷佐助がR-4へ。伊東李安琉、安室丈はここで敗退。あとR-3に残っているのは大原洋人、新井洋人の2人。

 

アレックス・リベイロ

波のサイズが上がったことで、選手の力がよりわかる。板をコントロールできているか。パワー、スピードとシード選手とのスキルの差が如実に出た。

塚本勇太

波はダンパー気味で早いから、レールの切り返しで技を入れるの難しい。ならば、力技で蹴り込むことができるか。1発のところ、2発当て込む。これができるか、できないかで勝敗が決まった。

 

村上舜
待ちすぎたか。決してサーフィンが悪かったわけではないけど。挽回するには時間が無さすぎた。

大原洋人
もうここでの戦い方がわかっている。自分のサーフィンができさえすれば、問題ない。

新井洋人
試合終了直前での大逆転はお見事です。これも練習の成果。大原とともにWヒロトが1、2フィニッシュ。

伊東李安琉
気後れしたかな。スタートが固かった。あと比較されると、パワーの差が出たか。でも、どんどん上手くなっているのは間違いない。

稲葉玲王
昨日、試合をしたことで、緊張は無くなったか。パワー、スピードも文句無し。バレルがあればチューブ、風が合えばエアーと好き放題。もう試合を楽しんでました。 

河谷佐助
セオリーもあるけど、柔軟な試合運び。試合をしながら強くなっている。

須田喬士郎
攻めてたね。今ある自分の力を出し切っていたと思う。スキルの差は練習あるのみ。ガンバです。

安室丈
R-2では最初、スタックしてたけど、エアーを決めてジャッジにアピール(といっても、ジャッジスタンドを見上げただけだけど)。これに7.50ポイントがついた。これで試合を優位に進めてラウンドアップ。


R-3では雨も降り、風も変わリ、コンデイションが変わった状況ながら、中盤まで2位をキープ。しかし、僅差だったこともあり、フラビオに逆転され、押し出される形で3位敗退。

試合の後に子供達からサインと写真を求められていた。丈も立派なアスリートに成長したね。

村田嵐
コンペは難しい。バックアップが出せずに4位敗退。でも、この負けから学ぶことはできるはず。次回は期待してます。

トンマさん(戸祭氏)からもアドバイスを受ける村田嵐。

森友ニ
波に翻弄されたか。波に合わせるのはわかるけど、演技のつなぎで止まってた。フローがなかったね。

森友ニはウェイド・シャープコーチと試合前に作戦タイム。

加藤嵐
先月ポルトガルのQSイベントでは、9位とランキングを上げてきた加藤。しかし、今回は思うように自分のサーフィンが出せずに敗退。

滞空時間の長いエアを見せたコナー・オリアリー。今年CT返り咲きを目指してチャージする。現在 QSランク24位で今回のイベントで結果を残し、ツアー前半で順位を上げておきたいところだ。

マーク・ラコマー
ジュニアチャンプのマテウス・ハーディ
ナット・ヤング
仲村拓久未

 

 

 

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