稲葉玲王、古川海夕、加藤嵐、山中海輝がラウンド4進出。QS3000「Seat Pro Netanya 」

特大のスプレーをあげる稲葉玲王 WSL / Damien Poullenot

現地時間2019年1月12日土曜日、地中海のイスラエルで開催中のワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の2次リーグであるクオリファイ・シリーズ(QS)3000イベント「Seat Pro Netanya 」は大会3日目。本日は早朝からヒートがスタート。ラウンド2のヒート6から再開し、ラウンド3のヒート8までが終了した。

2019 SEAT Pro Netanya Highlights: Top Seeds Enter the Show in Round 3

古川海夕、石川拳大 はワンツーフィニッシュで勝ち上がる  WSL / Damien Poullenot
古川海夕 WSL / Damien Poullenot

 

ラウンド2のH7に登場した野呂海利はヒートスコア10.84で1位でラウンドアップ、H8の石川拳大と古川海夕は石川が1位、古川が2位のワンツフィニッシュで勝ち上がった。

 

WJCから調子を上げている西優司 WSL / Damien Poullenot
大音凛太 WSL / Damien Poullenot
大音凛太 WSL / Damien Poullenot

 

H11の太田拓杜とH12都筑百斗は2位で。H13の西優司はエクセレントの8.507.33でバックアップし、トータル15.83を叩きだして1位通過。H14大音凛太も1位でラウンドアップを果たした。

 

続けて行われたラウンド3ではトップシードが登場。H1では好調な山中海輝がクロスヒートを逃げ切り2位でラウンドアップ。

 

特大のスプレーをあげる稲葉玲王 WSL / Damien Poullenot

 

H4には昨年のイベントで5位入賞を果たした稲葉玲王が登場。稲葉はフランスのジャスティン・ベクレットに対して、2つのミディアム・スコアをマークして2位につけた。そしてヒート終盤に、素晴らしいライトを見つけ、2つのストロング・バックハンド・ターンで大逆転。1位でラウンドアップを決めた。

 

「ヒートの最初の10分間は何も掴めなくて、他のみんながサーフィンをしているのを見てイライラしてました。」と稲葉は説明した。 「しかし、それから僕はいくつかの波を得て、そして最後にあのライトを掴めて、勝ち上がれることができて嬉しかったです。

 

今年は僕にとってプライムでサーフィンする2度目のシーズンになります。昨年ここで5位になりましたが、良いスタートだったので、同様の結果を期待しています。」

 

加藤嵐  WSL / Damien Poullenot
古川海夕 WSL / Damien Poullenot
古川海夕 WSL / Damien Poullenot

 

H6では加藤嵐がフランスのノミ・ミニョとの僅差の2位争いに競り勝ってラウンドアップ。H7の古川海夕は本日2度目のヒートでパンチのきいた小さいライトで得意のフォアハンド・エアリバースをメイク。7.33と8.40の2つのハイ・スコアを記録して、圧勝でラウンドアップを決めた。

 

小笠原由織 、野呂海利、石川拳大は惜しくもラウンド3で敗退となった。

 

明日は、強風のストーミーコンディションの予報でコンテストはオフ。ネクスト・コールを現地時間で14日月曜日の朝8時にセット。

 

H-10には新井洋人、H-11都筑百斗、H-12太田拓杜、H-13西慶司郎、西優司、H-14大音凛太。

 

今年も世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2929/seat-pro-netanya