安室丈と脇田紗良がラウンド3進出。金沢呂偉と田中透生はラウンド2で敗退。WJC大会2日目。

208年WJC 脇田紗良

ジンズン・ハーバー、台東/台湾(2018年12月4日火曜日)台湾の台東ジンズンハーバーで開催中のWSLジュニア世界チャンピオン決定戦「台湾オープン・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」は大会2日目。本日もクリーンなコンディションが続き、女子のラウンド2から再開。続けて男子のラウンド2が行われた。

WSL / Jack Barripp

敗者復活戦のラウンド2では、男子イベントのトップ・シードのカリフォルニアのコール・ハウシュマンド(USA)やニュージーランドのケフ・バトラーが登場。バトラーは本日の最高得点ハイエスト・ヒート・トータルを記録。

コンテスト会場

また今回QSアジア・ランキングのトップとしてワイルドカードを得て出場のバリニーズ、ケトゥ・アディティアもラウンドアップした。女子は アリッサ・ロック(AUS)、ガブリエラ・ブライアン(HAW)、ケアラ・トモダ-バナート(HAW)、アメリカのサマンサ・シブリーらがラウンドアップ。

本日のチームジャパンは、は脇田紗良、安室丈、金沢呂偉、田中透生がラウンド2を戦った。

脇田紗良

女子のラウンド2ヒート5の脇田紗良は、オープニングライドからフォアハンドのパワーサーフィンで5.87をスコア。更にビッグセットを掴み再びディープなボトムターンからクリティカルなトップターンを組み合わせ、6.07をスコアしてヒート前半に大きくリードを取る。イスラエルの選手に一度もトップの座を渡さずにラウンド3へ勝ち上がった。

脇田紗良
勝利者インタビューに笑顔で答える紗良

 

「昨年のWJCではラウンド2で負けていたので、その結果を上回ることが出来たので嬉しいです。」と脇田は語った。「勝っていても大差ではなかったので、いつ逆転されるか分からないと思って緊張していました。でもここは本当に良い波なのでサーフィンを楽しんでいます。」

 

 

田中コーチの指示を聞く安室丈
圧倒的なサーフィンで勝ち上がった安室丈

 

男子はラウンド2では、昨年のイベントで準優勝した安室丈がH1に登場。安室はファーストライドから6.50をスコアして素晴らしいスタートを切る。

 

安室丈

 

更にビッグセットを掴んだ安室は、パワフルな素晴らしいマニューバーで7.33をスコア。トータル13.83として完全にヒートをコントロール。台湾のQSサーファーであるパイ・ハイ・シンも2本の6ポイントをスコアするもそこまで。安室丈がラウンド3へ圧倒的なサーフィンで勝ち上がった。

 

今回WJC初参加の金沢呂偉と田中透生はラウンド2で敗退。今大会は25位で終了となった。

金沢呂偉

金沢の対戦相手となったニュージーランドのケフ・バトラーはスタートから圧倒的なパワーサーフィンを披露。エクセレントに近い7ポイントを2本揃え、最終的には8.30 と7.87でトータル16.17という本日の最高得点ハイエスト・ヒート・トータルを記録。金沢も善戦したがスコアが上がらず、コンビネーションで敗れた。

田中透生
田中透生
田中透生

 

田中透生は、フランスのジャスティン・ベクレットと対戦。スタートからベクレットにグッドライドを2本決められて後手に回る田中。ヒート後半に巻き返しライトで5.10とレフトで4.70をスコアするも逆転できず、惜しくも敗退となった。

 

今日は試合なく、応援に回った松田詩野と野中美波
丈。選手のマッサージルームで吸引式マッサージを受けてこの跡がついた。けっこういい感じとのこと。
紗良画伯。土星が割れてそこから花が咲く。曰く外見じゃなく、中身が大切ということを伝えたかった。本人曰く渾身の出来栄え。
WSLの水中カメラマン。撮影中に水没。OMG!
西優司

 

明日ラウンド3が再開されれば、男子ラウンド3のH6に安室丈、H7に西優司、H9に和井田理央、女子のラウンド3のH2に松田詩野、H3に脇田紗良、H4に野中美波がクレジット。

 

世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!Next Call @ 現地時間 12月5日 6:30am (日本と台湾との時差は1時間です。日本の方が1時間進んでいます。)

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mjun/2861/world-junior-championships

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wjun/2862/taiwan-open-world-junior-championships-womens

 

 

Taiwan Open World Junior Championships Men’s Round 2 Results:
Heat 1: Joh Azuchi (JPN) 13.83 DEF. Pan Hai Hsin (TWN) 12.13
Heat 2: Cole Houshmand (USA) 10.17 DEF. Raul Dañino (PER) 9.97
Heat 3: I Ketut Aditya (IDN) 12.83 DEF. Mathis Crozon (FRA) 8.77
Heat 4: Callum Robson (AUS) 11.50 DEF. Kai Tandler (AUS) 10.17
Heat 5: Te Kehukehu Butler (NZL) 16.17 DEF. Roi Kanazawa (JPN) 9.10
Heat 6: Eduardo Motta (BRA) 14.84 DEF. Kalani Rivero (HAW) 9.03
Heat 7: Justin Becret (FRA) 11.10 DEF. Toy Tanaka (JPN) 9.80
Heat 8: Dextar Muskens (AUS) 10.77 DEF. Max Elkington (ZAF) 10.37

 

Taiwan Open World Junior Championships Women’s Round 2 Results:
Heat 1: Kai Woolf (ZAF) 12.03 DEF. Nadia Erostarbe (EUK) 8.84
Heat 2: Alyssa Lock (AUS) 10.00 DEF. Zoë Steyn (ZAF) 9.57
Heat 3: Gabriela Bryan (HAW) 14.70 DEF. Pan Mei-Hsin (TPE) 6.00
Heat 4: Samantha Sibley (USA) 16.67 DEF. Catalina Mercere (ARG) 12.17
Heat 5: Sara Wakita (JPN) 11.94 DEF. Anat Lelior (ISR) 10.20
Heat 6: Keala Tomoda-Bannert (HAW) 12.77 DEF. Kailani Johnson (IDN) 6.43

 

Taiwan Open World Junior Championships Men’s Round 2 Remaining Match-ups:
Heat 9: Cole Alves (HAW) vs. Lenni Jensen (DEU)
Heat 10: Luke Slijpen (ZAF) vs. Eli Hanneman (HAW)
Heat 11: Jhonny Guerrero (PER) vs. Eli Beukes (ZAF)
Heat 12: Crosby Colapinto (USA) vs. Makana Pang (HAW)

 

Taiwan Open World Junior Championships Women’s Round 3 Match-ups:
Heat 1: Gabriela Bryan (HAW) vs. Samantha Sibley (USA) vs. Sol Aguirre (PER)
Heat 2: Kirra Pinkerton (USA) vs. Shino Matsuda (JPN) vs. Alyssa Lock (AUS)
Heat 3: Alyssa Spencer (USA) vs. Sara Wakita (JPN) vs. Keala Tomoda-Bannert (HAW)
Heat 4: Zahli Kelly (AUS) vs. Minami Nonaka (JPN) vs. Kai Woolf (ZAF)