ジンズン・ハーバー、台東/台湾(2018年11月28日水曜日)大会初日から台風スウェルに迎えられた、2018年の台湾オープン・ワールド・ロングボード・チャンピオンシップ。大会3日目までに男女共ラウンド2までが終了した。
ようやく落ち着いた3-4フィートのコンディションで女子のラウンドが開始となった本日はラウンド1と2が行われ、ウイメンズのワールド・チャンピオンに君臨するホノルア・ブルームフィールド(HAW)が圧倒的なサーフィンを披露。
2本のエクセレントで17.10というイベントのハイエスト・ヒート・トータルを記録した。「今日の波は女子には最高の波ですね」と、ブルームフィールドは言った。「また台湾に戻ってこれて嬉しいです。波が素晴らしくて、今回は新しい板を持ってきているんですが、凄く良い感じです。
今日はジョーズ・イベントをビリー(ケンパー)が優勝、マウイ・プロではカリッサ(ムーア)が勝って、ハワイアン・サーフィンにとって最高な日になったので、自分もこのイベントで勝って2度目のタイトルを手に入れたいです。」
今年の世界チャンピオンを決定する、台湾オープン・ワールド・ロングボード・チャンピオンシップには、日本(アジア)地域から女子は吉川広夏、男子は井上鷹、岡田匡平が選抜され参加。
本日行われた女子のラウンド1から登場した吉川は、世界チャンピオンのホノルア・ブルームフィールドらと対戦。安定感のあるノーズライドでスタートから5.93をスコアして、バックアップを4.57とし、トータル10.50をスコア。
しかしホノルアにコンビネーションで敗れラウンド2に回った。ラウンド2では、オーストラリアのキャサリン・ヒューズと対戦し、5.50と 5.57のベスト2を揃え、トータル11.07で見事ラウンド3へ勝ち上がった。
「毎日、毎ヒートごとに波や風のコンディションが変化していますが、サイズも落ち着き良い波になってきました。世界のトップサーファーから沢山の刺激をもらって毎日成長を感じています。Round2でマンオンマンで戦った選手は3年前に今日と全く同じシチュエーションで負けた相手だったので今日の勝利は単なるラウンドアップだけではない喜びもありました。今年最後のコンテスト、悔いの残らない戦いができるよう明日は全力で戦ってきます!」
ラウンド3では、元世界チャンピオンのリンジー・ステンライディ(USA)、ケートリン・ミッケルセン(USA)と対戦する吉川。
更なるラウンドアップを目指してがんばれ!ぴろたん。
また、昨日までの4-6フィートのコンディションで、行われた男子ラウンド1から出場した井上鷹と岡田匡平。ラウンド2を強いられた井上は、イギリスのジャック・エントウィッセルと、岡田はブラジルのジェファソン・シルヴァとマンオンマン・ヒートを戦ったが惜しくも敗退、25位でフィニッシュとなった。
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wlt/2851/taiwan-open-world-longboard-champs
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mlt/2852/taiwan-open-world-longboard-champs
台湾オープン・ウイメンズ・ワールド・ロングボード・チャンピオンシップ・ラウンド3マッチアップ:
ヒート1:
クリスタル・ウォルシュ(HAW)対レイチェル・ティリー(USA)対キラ・シール(HAW)
ヒート2:
ホノルア・ブルームフィールド(HAW)対アリス・ルモワーニュ(FRA)対アタランタ・バチスタ(BRA)
ヒート3:
クロエ・カルモン(BRA)対トリー・ギルカーソン(USA)対ソレイユ・エンリーコ(USA)
ヒート4:
リンジー・ステンライディ(USA)対ケートリン・ミッケルセン(USA)対吉川広夏(JPN)
台湾オープン・メンズ・ワールド・ロングボード・チャンピオンシップ・ラウンド3マッチアップ:
ヒート1:
フィル・ライズマン(BRA)対ジュリアン・シュワイツァー(URY)
ヒート2:
スティーブン・ソーヤー(ZAF)対ジャック・エントウィッセル(AUS)
ヒート3:
ハーレー・イングルビー(AUS)対オースティン・ホリングスヘッド(USA)
ヒート4:
トニー・シルバニ(USA)対エドゥアルド・ベイジ(BRA)
ヒート5:
ベン・スキナー(GBR)対エミリアン・フルーリ(FRA)
ヒート6:
テイラー・ジェンセン(USA)対ジャレッド・ニール(AUS)
ヒート7:
エドアード・デルペーロ(FRA)対スコッティ・フォングJr(HAW)
ヒート8:
ピッコロ・クレメンテ(PER)対ケビン・スクバーナ(USA)
ヒート9:
アントワン・デルペーロ(FRA)対サム・クリスチャンソン(ZAF)
ヒート10:
コール・ロビンス(USA)対ジョシュ・コンスタブル(AUS)
ヒート11:
ロドリゴ・スファイアー(BRA)対ジェファソン・シルヴァ(BRA)
ヒート12:
カイ・サラス(HAW)対マカマエ・デソート(HAW)