ベサニー・ハミルトンとアラナ・ブランチャード出場決定。女子CT最終戦BEACHWAVERマウイ・プロ

 

ホノルア・ベイ、マウイ、ハワイ/USA(2018年11月19日月曜日)2018年のワールド・サーフ・リーグ(WSL)ウイメンズ・チャンピオンシップ・ツアー(CT)のファイナル・ストップである「Beachwaverマウイ・プロ」が、ハワイ・マウイ島のホノルア・ベイにおいて、ウェイティング・ピリオドを2018年11月25日日曜日から12月5日水曜日までとして開催される。

 

 

女子のCTも大詰め。2018年のワールド・タイトル・レースには、ステファニー・ギルモア(AUS)とレイキー・ピーターソン(USA)だけが残っている。

 

ワールド・タイトル・シナリオは以下の通りである:

  • ギルモアは、最終戦のマウイで3位以上で世界タイトルを獲得。
  • ギルモアが5位以下で負けた場合、ピーターソンは優勝することで、ギルモアとタイブレイクとなり、ワールドタイトルをかけたサーフオフに持ち込むことができる。

 

ステファニー・ギルモア(AUS)はBeachwaverマウイ・プロで7度目ののワールド・タイトルを手に入れるのか。
ステファニー・ギルモア(AUS)はBeachwaverマウイ・プロで7度目ののワールド・タイトルを手に入れるのか。

今年、ギルモアが世界タイトルをつかむことができれば、レイン・ビーチェリーが持つ女子の7度のワールド・タイトル記録に並ぶこととなる。(ケリー・スレーターは11回。)

 

一方で、もしピーターソンが世界チャンピオンとなれば、1997年のリサ・アンダーソン以来のタイトルをアメリカにもたらすこととなる。

 

https://www.wsltitlerace.com/

 

また今回は最終戦で、クオリファイのラスト・チャンス。 WSLチャンピオンシップ・ツアーを戦うことができるトップ17は、前年のCTランキング上位10位、QSランキングから上位6位(CTランキングで既に資格を取得している者を除く)ワイルドカード1名から構成される。

 

現在CTランク14位のカリフォルニアのセージ・エリクソン(USA)は、リクオリファイするために今回のマウイでクリティカルな結果を必要となるだろう

 

アラナ・ブランチャード(HAW)
アラナ・ブランチャード(HAW)

 

今回のBeachwaverマウイ・プロのワイルドカードにはベサニー・ハミルトン(HAW)、アラナ・ブランチャード(HAW)。怪我のため欠場する選手のリプレイスメントは、、サマー・マセード(HAW)、ゾーイ・マクドゥーガル(HAW)。タイラー・ライト(AUS)、シルヴァナ・リマ(BRA)、キーリー・アンドリュー(AUS)は引き続き今回も怪我のため欠場となる。

 

今回イベント・ワイルドカードとしてアナウンスされたベサニー・ハミルトンとアラナ・ブランチャードは、カウアイ島で育った幼馴染。

 

ベサニー・ハミルトン(HAW)、アラナ・ブランチャード(HAW)Credit: © Rip Curl
ベサニー・ハミルトン(HAW)、アラナ・ブランチャード(HAW)Credit: © Rip Curl

 

 

13才の時にサメに襲われて左腕を失いながらも不屈の精神で復活し、いまもプロサーファーとして活躍し続けているベサニー・ハミルトン(HAW)にとって、今回がCT出場10回目。

4年間チャンピオンシップ・ツアー・コンペティターとして活躍したアラナ・ブランチャード(HAW)もべサニー同様に出産を経て2014年以降初のCTステージへの復帰となる。この二人の活躍にも注目したい。

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wct/2855/beachwaver-maui-pro

 

Beachwaverマウイ・プロ・ラウンド1の組合せ:
ヒート1:ジョアン・ディフェイ(FRA)、コートニー・コンローグ(USA)、ペイジ・ハレブ(NZL)
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW)、ココ・ホー(HAW)、ベサニー・ハミルトン(HAW)
ヒート3:ステファニー・ギルモア(AUS)、セージ・エリクソン(USA)、アラナ・ブランチャード(HAW)
ヒート4:レイキー・ピーターソン(USA)、マリア・マニュエル(HAW)、ゾーイ・マクドゥーガル(HAW)
ヒート5:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、サマー・マセード(HAW)ヒート6:キャロライン・マーク(USA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、ブロンテ・マコーレー(AUS)
詳細情報については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。