脇田紗良がトップ通過、前田マヒナと野中美波も2位でR4進出。ポート・スティーブンス・トヨタプロ

1位でラウンドアップを決めた脇田紗良

バーウビ・ビーチ、ポート/スティーブンス・NSW/AUS(2018年11月109日土曜日)今シーズンのWSL女子QSイベント最終戦となるQS6000「ポート・スティーブンス・トヨタプロ」。

 

 

大会3日目は、サイズダウンする中で、女子のトップシードが登場するラウンド3が終了。男子もラウンド3がスタートしたがコンディションが悪化しヒート4までで終了。

 

女子のラウンド3からはトップシード選手が登場。CTサーファーのマリア・マニュエル(HAW)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、セージ・エリクソン(USA)ブロンテ・マコーレー(AUS)らが登場してサーフィンのレベルが格段に上がった。

 

また、QSサーファーでもトップレベルのメイシー・キャラハン(AUS)、ホリー・ウォン(AUS)、キラ・ピンカートン(USA)、ディミティ・ストイル(AUS)、イザベラ・ニコルズ(AUS)、レイラニ・マクゴナグル(CRI)らもラウンド4進出。

 

メイシー・キャラハン(AUS)WSL / Ethan Smith
メイシー・キャラハン(AUS)WSL / Ethan Smith

 

 

本日の日本チームは、ラウンド3でH3に大村奈央、H4橋本恋と野中美波、H5にはラウンド3か出場の前田マヒナと脇田紗良、H7に黒川日菜子が登場。

 

H4で同じヒートを戦った橋本恋と野中美波は、メイシー・キャラハンらと対戦。ヒートは橋本が先制。キャラハンがバックハンドで8.83のエクセレントをマーク、6.17でバックアップしてトップを独走する試合展開。

 

野中美波 WSL / Ethan Smith
野中美波 WSL / Ethan Smith

 

じっくりと波を待った野中がヴァーティカルなマニューバーをバックハンドで披露して6.83をマーク。さらにバックアップを4.37として2位に躍り出る。野中と橋本が最後まで2位争いを繰り広げ、野中美波が逃げ切り2位でラウンドアップ。橋本恋は惜しくも3位で敗退となった。

 

H5にはラウンド3から出場の前田マヒナと脇田紗良が同じヒートに登場。脇田はスタートからレフトブレイクに的を絞り、バックハンドのストロング・ターンでチャージを繰り返す。しかし、オルソンとアドゥにリードされ、脇田3位、前田4位を強いられる。

 

wakitasara

 

後半に入り、前田がパワフルなバックハンド・リエントリーを決めて6.33をスコア。4.13でバックアップしてトップへ躍り出る。4位となった脇田は残り時間5分を切ってラストウェイブにテイクオフ。レフトハンダーで強烈なバックハンド・ターンを決めて5.83をスコア。5.23でバックアップして大逆転。トップ通過を果たし、前田は2位でラウンドアップを決めた。

 

大村奈央
大村奈央

 

昨日、大会の最高得点マークして、試合復帰後の好調な仕上がりを見せていた大村奈央が、H3に登場。サマー・マセードとページ・ハレブが高得点をマークしてヒートをリードする中、大村奈央はヒート中盤にフォアハンドで4.50、ラストウェイブで5.00をスコアするも惜しくも4位で敗退。

 

H7には黒川日菜子がクレジット。CTサーファーのニッキ・ヴァン・ダイク、カービー・エンライトらと対戦。黒川はバックハンドで4.67をスコア。3.47でバックアップするも惜しくも3位で敗退となった。

 

女子QS6000のラウンド4は3人ヒート、H3に脇田紗良は、メイシー・キャラハン、ケアラ・トモダ-バナートと対戦。H4の野中美波と前田マヒナはマリア・マニュエルと対戦。世界を目指して、がんばれ!日本!

 

明日終了予定の男子では、都筑百斗、古川海夕がラウンド2を勝ち上がっている。

 

今回の最終戦はランキングに大きな影響を及ぼす大事な試合。来シーズンに向けて一つでもランキングをアップしたい。世界を目指してがんばれ!日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wqs/2839/port-stephens-toyota-pro

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2837/port-stephens-toyota-nsw-pro