ハンティントン・ビーチ、USA、現地時間2018年10月30日-アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチで開催中の「VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」は大会4日目。
大会4日目は第1会場で、女子U16のラウンド2がH9からH12まで4ヒート。第2会場で、女子U18のラウンド2のH12が行われ、そのほかは、男女共リパチャージラウンドが行われた。明日はいよいよ男女18&16共ラウンド3がスタートする。
本日の波乗りジャパンは、U18の野中美波、U16の脇田紗良、松田詩野のラウンド2ヒートが行われ、負けなしで全員がラウンドアップを続けている。
GIRLS U18 – ROUND 2 – HEAT 12
野中美波は、他の選手がスコアする前にスタートからベスト2を揃えてヒートをリード。ヒート後半には5.60でトップスコアを伸ばし、ラストウェイブでは本日の女子の最高得点となるエクセレントの8.17をスコア。ヒートトータル13.77をマークし、2位以下の選手をコンビネーションに追い込んでの圧勝しラウンド3へ勝ち上がった。
GIRLS U16 – ROUND 2 – HEAT 10
脇田紗良のヒートは、ドイツのノア・クラップがバックハンドでエクセレントに近い7.27をスコアしトップを走る。脇田は4.00をスコアして2位につける。続けてフォアハンドの素晴らしいコンビネーションサーフィンで脇田は7.23をスコアして、トップに躍り出る。しかし、クラップが再びバックハンドで6.27をスコア。トップを脇田から奪い取る。そのままクラップが逃げ切り、脇田は2位でラウンドアップ。
GIRLS U16 – ROUND 2 – HEAT 12
松田詩野は、オープニングライドでライトブレイクをキャッチ。バックハンドのビッグターンで5.00をスコア。ヒートをリードする。続けてレフトブレイクを掴んだ松田はフォアハンドのカービングのコンビネーションで6.10をスコア。南アフリカののケイラ・ノゲイラもバックハンドで松田を追撃するが、そのまま松田が逃げ切り1位でラウンド3へ勝ち上がった。
「思ったよりサイズもあって、流れもあったんですけど1位で勝ち上がれてよかったです。日本チームは全員リパチャージに回らずに勝ち上がっているので、このまま勝ち続けたいです。日本チームで金メダルとって帰りたいので応援よろしくお願いします。」と、松田詩野がコメント。
明日は、第1会場で男女18,16ともラウンド3が行われる予定。この辺りから名前のある選手と当たる可能性が高くなってくるので日本チームも注意が必要だ。
・男子U18 上山キアヌ久里朱R3-H4、安室丈R3-H5、森友二R3-H6
・女子U18 川合美乃里R3-H1、西元ジュリR3-H6、野中美波R3-H6
・男子U16 伊東李安琉R3-H3、平原颯馬R3-H5、金沢呂偉R3-H6、
・女子U16 中塩佳那R3-H1、脇田紗良R3-H5、松田詩野R3-H6
昨年の大会ではホスト国として大活躍を見せ総合3位となった波乗りJAPAN。また今年9月に愛知で行われたWorld Surfing Gamesでは日本初の団体金メダルを獲得。今大会でも輝く金色のメダルを日本に持ち帰って欲しい。がんばれ!日本!
2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship
開催地 ハンティントンビーチ カリフォルニア Huntington Beach,California
開催日 2018年10月27日~11月4日(現地時間)