プライア・デ・リベイラ・ディリャス、エリセイラ/ポルトガル(2018年9月25日火曜日)ポルトガル/エリセイラで開催中のWSL-QS10,000「EDPビラボン・プロ・エリセイラ」は大会2日目。3-4フィートのコンディションでラウンド2のヒート8から再開。昼頃のハイタイドでコンディションが悪化したために本日のスケジュールを切り上げてヒート16までが行われた。
EDP Billabong Pro Ericeira Highlights: Fun Action & Massive Upsets on Day 2
本日もラウンド2でトップシードのCTサーファー達が登場。元CTアスリート・イーサン・ユーイング(AUS)は、巨大なレイバック・スナップとテール・スライドのコンビネーションで9.00という本日のベストスコアをマークして勝ち上がった。
「昨年はハードでしたが、今年は自分のサーフィンに集中して、良くなってきている感じですね」と、ユーイングは言った。「ランキングにあまり注意を払わず、試合を楽しむことに集中しようとしています。ここで良い波を見つけるのは本当に難しいです。フリーサーフでは物凄く良い波を掴めたので、いくつかの良い波を掴んで、スコアに繋げたいですね。」
2014年のワールド・チャンピオンで現在世界ランク2位のガブリエル・メディーナ(BRA)は、彼のファースト・ウェイブで8.60をスコア。イベント・セカンド・ハイエスト・スコアをたたき出してラウンド3へ勝ち上がった。
先日、日本で行われたISA世界選手権では、個人で銀メダルを獲得して、日本の団体金メダルに貢献した五十嵐カノア。今回の会場であるポルトガルで多くの時間を過ごすカノアにとっては、ローカルのように、どの波をピックアップするべきか正確にわかっている。
カノアはインサイドまでリフォームする波を掴み何度も大きなターンを描き8.27というエクセレント・スコアをたたき出して1位で勝ち上がった。「スローなヒートでトリッキーでしたね。良い波が入るタイミングでプライオリティーを持っていなければと考えていて、それが上手くいきました。」と、五十嵐は言った。
「どんなイベントでも、いつも勝つことを望んでいます。だから、他のCT選手たちにとっては、それほど意味がないかもしれませんが、この素晴らしい波で良い結果を残したいんです。」
また今シーズン少しづつランキングを上げているカリフォルニア在住の小林桂も今大会のラウンド2から出場。終盤に3位に転落した小林だったが、終了間際に6.40をスコアしてマイキー・ライトを大逆転。フランスのジョーガン・クズネットに次いで2位で勝ち上がった。
ネクストコールは日本時間9月26日(水)15:30。
ラウンド3ではH7に五十嵐カノア、H5に小林桂が登場する。
世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
QS10,000「EDPビラボン・プロ・エリセイラ」EDP Billabong Pro Ericeira
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2801/edp-billabong-pro-ericeira