開幕まで1週間に迫ったISAワールドサーフィンゲームス。42カ国の出場選手が確定。注目の強豪選手が出揃う

ラ・ホーヤ、カリフォルニア、2018年9月7日 2018年9月15日(土)から22日(土)までの8日間にわたり、愛知県田原市赤羽根町大石海岸(ロングビーチ)において開催される「2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス」。開幕まで1週間に迫り、42の参加国の出場選手が確定して、公表されたので、注目の選手を紹介したい。

 

ISA

 

過去最強の布陣で挑む日本

 

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まず今回、過去最強の布陣で挑むのは日本代表 NAMINORI JAPAN。ワールド・サーフ・リーグ・チャンピオンシップ・ツアー・コンペティターの五十嵐カノアを筆頭に、大原洋人、村上舜、女子では昨年のISAジュニアで6位となった川合美乃里、黒川日菜子、橋本恋。6名ともメダルに手の届く選手であることはまちがいなく、開催国としての意地を見せてメダルを絶対に獲得してほしい。

 

 

例年に比べて各国が強力なメンバーを揃えてきている

 

 

そして、今大会の出場が決定した注目の選手は、昨年フランス大会の男子WSGチャンピオンであるメキシコのジョニー・コルゾーと女子のフランスのポーリン・アドゥはタイトル防衛するために出場。


その他にも、アルゼンチンのWSGチャンピオン、サンチァゴ・ムニーツ(2011)とレアンドロ・ウスナ(2014、2016)、オーストラリアのサリー・フィッツギボンズ(2008年のチャンピオン)、ブラジルのイアン・ゴウベイア、ニュージーランドのペイジ・ハレブ、南アフリカのビアンカ・ブイティンダッグ、ペルーのソフィア・ムラノヴィッチ(2004年のチャンピオン)とアナリ・ゴメス(2014年のチャンピオン)そして、アメリカからは2015年のISAジュニア・チャンピオンであるサマー・マセードが参戦することが決定した。ここまでがISA側がリリースで名前を出した選手。

 

フランスと南アフリカ、そしてアメリカ、オーストラリアはやはり注目

 

正直な感想で、今回のISA-WSGは例年に比べて各国が強力なメンバーを揃えてきていると言って過言ではない。この他にもインドネシア代表で出場する、インドネシア人の父と日本人の母を持つハーフで、現在はバリ島在住の2017年度のWSLアジア・チャンピオンである和井田理央も注目の選手の一人。波のコンディションによっては充分メダルの可能性もある。

 

メンバーが粒揃いなのはフランスと南アフリカ、フランスは男子にジョーガン・クズネット、ネルソン・クローラック。女子でポーリン・アドゥ、ジュスティーン・デュポンというメンバーが参戦。

 

南アフリカは、2018年のアフリカのQSチャンピオンであるアディン・マセンキャンプ、デイビッド・ヴァン・ジール、ベイリック・デ・ヴィリース、女子に元CTサーファーのビアンカ・ブイティンダッグ、ニコル・パレットと強力だ。

 

強豪国のオーストラリア、ブラジル、アメリカはどうかというと、ビード・ダービッジ率いるオーストラリアは絶対的な金メダル候補である現役CTサーファーであるサリー・フィッツギボンズを頭に、新進のホリー・ウォンと中堅QSトップサーファーのフィリッパ・アンダーソンという最強女子を揃えた。逆に男子は無名だが侮れないといったところか。

 

一方、ブラジルはCTサーファーのイアン・ゴウベイアは金メダル候補の一人であるが、彼以外は大きな実績のある選手は出場しない。また今回アメリカはハワイと合同で、女子はハワイのゾーイ・マクドゥーガルとサマー・マセードはジュニア世代ながらQSイベントで活躍し始めている注目選手。

 

 

男子はカリフォルニアの選手で、今年USAナショナルチームとして来日したケビン・シュルツとジョーディ・コリンズに、昨年のISAジュニア選手権のU-16ボーイズで準優勝した渡部太郎という3名。渡部太郎の両親は日本人でアメリカ国内のQSやジュニアの試合には積極的に参戦し経験を積んでいるサーファーだ。

 

その他、インドネシアのマデ・ラディティア・ロンディ、イタリアから出場するクレア・ベヴィラックァ、ニュージーランドのビリー・ステアメンド、スペインのゴニー・スビサレッタ、アンディ・クリエール、バルバドのジョシュア・バーク、チェルシー・トゥアック、エクアドルのドミニク・バロナも要チェックだ。

 

 

 

「国際オリンピック委員会(IOC)」の「国際競技連盟(IF)」に所属し、オリンピック競技を目指す組織「国際サーフィン連盟(International Surfing Association)」が主催する「サーフィンのワールドカップ」
日本では28年ぶりのISAのWSG。 2020東京オリンピックへ向けての大きな話題となっており、2017年5月のフランス大会では、過去最高の47か国、245選手が参加する中で、日本は団体初の総合5位と健闘。自国開催となる2018年の日本大会では、それを上回る成績を残せるのか! がんばれ!日本!

 

 

イベント・スケジュールは、以下の通り
9月14日-記者会見、午後2時 からタハラ・シティ・ホール
9月15日-選手入場とオープニング・セレモニー(午前10時 ATのタハラ・シティ・ホール)
9月16-22日-ロング・ビーチ、タハラ、午前8時のコンペティション-午後4時まで。
9月22日-試合終了後にロング・ビーチで閉会式
スケジュールは、コンディションのために変更されることがある。男子は、9月24日からポルトガルで開催されるWSL QS10000イベントに出場するアスリートに対応するために、遅くとも9月21日金曜日までには終了する予定。

 

The 2018 UR ISA World Surfing Games will be broadcast live on www.isasurf.org September 15-22.

 

  • 【大会名】 2018 URBAN RESEARCH ISA WORLD SURFING GAMES
    (2018アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス)
  • 【会 場】 ロングビーチ(田原市赤羽根町大石海岸)
  • 【主 催】 国際サーフィン連盟(International Surfing Association)
  • 【主 管】 一般社団法人日本サーフィン連盟・2018 ISAワールドサーフィンゲームス実行委員会
  • 【共 催】田原市、田原市教育委員会
  • 【後 援】スポーツ庁、海上保安庁、愛知県、愛知県教育委員会、渥美半島観光ビューロー