写真、リポート:山本貞彦 東京都新島村羽伏浦海岸で開催中のJPSAジャパンプロサーフィンツアー2018 ショートボード第4戦「ALL JAPAN PRO 新島」は大会3日目。最終日。
会場のコンディション。天候は晴れ。風はサイドオン。波のサイズはムネ、カタでセットはアタマオーバー。しっかりとしたウネリが入り出してきた。(羽伏浦の右側)
朝は引きから上げに向かう。セットの波で技を入れたら、もうインサイド。そのまま岸に乗り上げる。そこにどれだけ技を組み込めるか。勝負の分かれ目となった。
大橋海人
最後まで自分のサーフィンを魅せて優勝。決勝では乗りまくりの決めまくり。さらに板が壊れるのも恐れず、インサイドまで攻めまくり。ゾーンに入ったら、もう誰も止められなかったね。おめでとう!
川合美乃里
ALL JAPAN 新島2連覇おめでとう。優勝するも、やはり試合運びに満足せず。自分でわかっているからこその悔しさもみせた。失敗がわかっているなら、あとはメンタルの問題もあり。次はクリアできるよう頑張りましょう。
野呂玲花
練習ではキレたサーフィンを披露するものの、決勝では固くなったか。追い込まれた後の波選びも良くなかった。やはり、試合の組み立ても必要だ。
平田夏帆
SF進出は初めて。波乗りも固かったな。マンオンマンも初めてということで、緊張しまくりでした。この負けをよく分析して、次につなげましょう。
野中美波
うーむ。やはり、苦手意識が先行したのか。当てるとこがずれていたな。これでまた一つ課題ができた。これも勝つための修行。ガンバ!
辻裕次郎
ボトムでえぐって、フルレールでのリエントリー。しかも、インサイドでもう一発。もう少し点が出ても良かった。でも、あのサーフィンがあれば、世界でも通用する。
佐藤魁
縦横無尽に右に左に。作戦は先攻逃げきりか。でも、勢いのある海人を止められなかった。
小嶋海生
サーフィンは格段に良くなっている。コンペの勝ち方をこれで覚えたか。後半戦が楽しみになった。
浦山哲也
一人右でポジショニングの作戦が大成功。そして、自分のサーフィンを魅せて嬉しい優勝。おめでとう!
岡野教彦
優勝できて嬉しい!とコメント。また、今の若い子たちが、海外で実績を出していることを評価。それが今の僕たちの夢でもあると、選手みんなにエールを送った。
男子
優勝:大橋海人
2位:辻裕次郎
3位:佐藤魁、小嶋海生
女子
優勝:川合美乃里
2位:野呂玲花
3位:平田夏帆、野中美波
シニア
優勝:浦山哲也
2位:小川直久
3位:徳田昌久
4位:比嘉力夫
マスター
優勝:岡野教彦
2位:抱井保徳
3位:川井幹雄
4位:善家誠
すわひめ賞:川合美乃里(7.00ポイント)
取材協力:ナカダレンタカー。
HP http://www.nakada-motor.jp/
TEL:04992-5-0215
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