話題のウェイブプールの歴史を紐解く映像。約30年前の日本にもこんな素晴らしいプールがあった。

今はない伊豆長岡スポーツワールド

 

最近、日本でも話題となっているウェイブプール。その世界の歴史を紐解く映像が「URBANSURF」から公開されたので紹介しよう。「URBANSURF」は、WavegardenのCoveテクノロジーを活用し、オーストラリアのメルボルンで計画が進んでいる最新鋭のウェイブプールのひとつ。とはいうものの、この映像には日本でのウェイブプールの歴史が完全に抜け落ちている。

 

日本では、80年代後半から90年代にかけて伊豆長岡スポーツワールド、東武SUPER POOL、宮崎シーガイヤ、ワイルドブルー横浜などにサーフィンが出来るプールが誕生。世界大会などが行われるなどして世界的にも話題となった。しかし残念なことに、このなかにサーフィン用として現存しているプールはない。

 

宮崎シーガイヤ

伊豆長岡スポーツワールド

 

現在、再びウェイブプールが世界的にブームとなり、波のクオリティは格段とアップして建設ラッシュとなっている。日本でも今月8月11日には東京の大井町の複合スポーツエンタテイメント施設「スポル品川大井町」内に「citywave」が誕生する。

 

また神戸では改良工事を重ね、波のサイズアップを実現した「KOBE-REYES」も稼働中。2020年には噂のウェイブプールも誕生するなど、これから日本にも新時代のサーフィンの楽しみ方が増えそうだ。