現地時間2018年6月26日火曜日:南アフリカ東海岸のバリートで開催中の WSL男子QS最高グレードとなる10000イベント「バリート・プロ pres by Billabong」は大会2日目。本日はラウンド2のH9からラウンド2のH20までが行われた。
Day 2 Highlights: The Ballito Pro Presented by Billabong 2018
大会2日目は、昨年のイベント・チャンピオンであるジョーディ・スミス(ZAF)とイベント・トップ・シードのウィリアン・カルドゾが初戦ラウンド敗退という番狂わせが発生。
バックハンドのエアでチャージしたデイヴッド・シルヴァ(BRA)は、2本のエクセレントをたたき出して、本日のハイエスト・ヒート・トータル17.04をマーク。現在 QSランク2位のポジションにいるシルヴァは来季CTクオリファイも夢ではない。
昨シーズンの前半の大活躍から一転、今シーズンは思ったような結果を残せていない大原洋人。昨年は最終30位だったランキングも現在79位と大きく後退している。彼の地元千葉県一宮で行われたQS6000ではR3敗退と地元の応援に応えることはできなかった。
そんな大原がH16に登場し、コア・スミス、デイビッド・ヴァン・ジール、ジャック・ロビンソンと対戦した。大原はスタートから気迫の感じられるサーフィンを披露し、6.93をスコアして先制攻撃を仕掛ける。今シーズン調子を上げてきているなロビンソンも6.53、4.83をスコアして好調な滑り出しを見せた。
それに対し大原は、得意のレイバックスラッシュからクローズ・セクションでのビッグリエントリーをメイク。6.09をスコアしてトップに躍り出る。しかしヒート終盤に大原とトップ争いを演じたロビンソンが6.57をスコアして再びトップの座を奪い取るシーソーバトルの展開。
2位の大原はラストウェイブに優先権を使いビッグセットをキャッチ。2つのパワーハックによるメジャーマニューバーをコンプリートさせエクセレントに近い7.50をスコア。再び1位を奪い返しトップでラウンドアップを決めた。
大原洋人は、ラウンド3のヒート8でエヴァン・ガイゼルマン、リューイル・フェリペ、サミュエル・プポと対戦する。
明日、ラウンド2が再開されれば、H21のカノア五十嵐は、バスコ・リベイロ、マルコ・ジョージ、アディン・マセンキャンプと対戦。H22の安室丈は、コナー・オリアリー、ビノ・ロペス、マーク・ラコマーと対戦。 H23の新井洋人は、ジャドソン・アンドレ、ジョーガン・クズネット、ヒズノメ・ベテーロと対戦する。
頑張れ!日本!
ネクストコールは日本時間27日14時00分。
世界を目指して戦い続ける彼らにエールを送りたい。頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2742/ballito-pro-pres-by-billabong